くろやん☆ワールド

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タイアユタヤ旅行記 2019.9.18

どうも!オーストラリアにワーホリ中のくろやんです!

 

先日旅行したバンコクではアユタヤにも行ってきましたのでそのレビューをしたいと思います。

 

記事に関しては個人でアユタヤに行く人向けになっています。

 

アユタヤは様々な寺院がそれなりに広いエリアに点在している関係でツアーとして組まれることが多く、多くの人がツアーでの参加だと思います。

 

しかし、個人旅行でも十分日帰りで楽しめる場所なので、バンコクに来た際は是非寄っておきたい観光地です。

 

それではまいりましょう。

 

 

 

 

アユタヤってこんなところ

タイの古都アユタヤ

アユタヤは1351年から1767年まで約400年続いたアユタヤ朝という王国があった都市です。

寺院が集中しているエリアはアユタヤ歴史公園として世界遺産に登録されています。

 

中心部は流れの穏やかなチャオプラヤー川とその支流に囲まれた中州になっており、古くからこの川を利用した貿易が盛んに行われており、東南アジアの一大貿易地として栄えました。

 

歴史公園から少し離れた場所には日本人村という場所もあり、日本とも交易があったことがわかります。

 

 

しかし、栄華を誇っていたアユタヤ王朝は1767年にビルマ軍に侵攻され消滅します。

侵攻の際に寺院やそこにあった石像などはことごとく破壊され、廃墟になってしまいます。

 

この為、歴史公園内の至る所にある寺院には破壊された跡がたくさんあり、仏像も顔や胴体が無くなっているものが多数存在します。

 

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顔が無い仏像 アユタヤには至る所に破壊された仏像があります



 

そんな破壊つくされたアユタヤですが、そこには確かにかつて繁栄していた一大交易都市の面影があり、貴重な文化遺産として我々に歴史を語ってくれています。

 

 

とにかく寺院だらけ

 

アユタヤの主要観光地は先ほども述べた通り川に周囲を囲まれた東西約7キロ、南北約4キロの中州のエリアとその周辺です。

 

地図を見るとわかりますが、とにかくたくさんの寺院があります。

 

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アユタヤ駅で配られた周辺地図。とにかく寺院だらけです



 

 

全ての寺院を周ろうとしたら1日では時間が足りませんが、主要な寺院を効率よく回る事で半日での日帰り観光が可能になります。

 

個人でそれらの寺院をめぐる場合、徒歩は蒸し暑い気候の中で地獄なので、レンタルサイクルを借りるかトゥクトゥクを利用することになります。

 

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タイ庶民の足であるトゥクトゥク

 

 

アユタヤ旅行記

アユタヤまでのアクセス

バンコク市内からアユタヤまで個人で行く場合のルートは大きく分けてバスを利用するかタイ国鉄を利用するかになります。

 

アユタヤの場合、鉄道でのアクセスが比較的難易度が低いうえ、料金も手ごろなのでオススメです。

 

 

 宿泊地がドンムアン空港の近くであったため、最寄りのタイ国鉄ドンムアン駅から乗車し、アユタヤ駅まで目指しました。

 

バンコク市内中心部からアクセスする場合、ターミナル駅である「フアランポーン駅」からの乗車になります。

 

 

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タイ国鉄 ドンムアン駅からアユタヤ駅までの切符



 

 

驚くべきはその値段

 

列車には各駅停車や快速や急行などの種別がありますが、各駅停車の場合ドンムアン駅~アユタヤ駅が片道11バーツ(約35円)急行で20バーツ(約70円)

 

距離としては50キロくらい離れているんですがこの値段。日本だと東京駅~大船駅くらいですかね。片道800円ですから約20分の1です。

 

フアランポーン駅からアユタヤ駅までは約80キロほどの距離がありますが、安いもので15バーツ(約50円)からあるそうです。

 

 

その代わり、エアコンが無い車両に割り当てられるので蒸し暑いです。窓が開いているので風が入る分マシではありますが…

 

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風は入ってくるのでまあまあ涼しいですが汗は滲み出てきます。通路では飲み物の売り子が頻繁に通路を歩き回っています

 

ちなみに、クーラー付の車両だと一気に200バーツ(約700円)くらい運賃が跳ね上がります。観光客価格なんでしょうかね。1時間弱ならクーラー無しでも全然問題なしです。

 

 

 

アユタヤ駅到着~トゥクトゥク乗車

 

アユタヤ駅に到着すると駅前にトゥクトゥクのドライバーがたくさんいます。観光客を見つけると片言の英語や日本語を使ってガシガシ営業をかけてきます。

 

日本人観光客はとても多い上、営業もかけやすいのか、わいを見た瞬間日本語でマシンガントークを始めます。

 

「3ジカン、900バーツ。イロイロミレルヨ」

「ヤスイヨ。ノッテッテヨ~」

 

などなど

 

複数の寺院の写真が載っているファイルを見せてきながら5つくらい回って3時間で900バーツ(約3500円)とのこと。

 

日本人の感覚からしたらそこまで高くは無いですけど、この金額は値切り交渉が出来るようです。

 

わいの場合、タイ人の知り合いが一緒にいたので、3時間600バーツ(約2100円)で乗せてもらいました。

 

なかなかイージーモードですね。

 

ドライバーはフレンドリーに話しかけてくれますし、簡単な観光地案内もしてくれました。行きたい場所も自由に選ばさせてくれるので自分に合ったプランで行動ができます。(ルートによっては5つも回れないこともあります)

 

事前に下調べをきちんとしてこなかったので、とりあえずツタに絡まっている仏像を拝められればいいかなということで、ほとんどドライバーのおすすめの場所を巡ってもらうことにしました。

 

 

アユタヤ寺院巡り

①ワット・ヤイ・チャイ・モンコン

最初に訪れた寺院は「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」

アユタヤ朝を創設した最初の王が建立した寺院で、アユタヤ朝最初期の寺院になります。

 

この寺院で有名なのでは白い仏陀の涅槃像と中央にある高さ72mの仏塔です。

 

 


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この仏塔に関しては1592年に当時の王がビルマとの戦いに勝利した際の記念として建立したものです。

 

仏塔は登ることが出来ます。タイの仏塔は大体階段が急なのと、たまに欠けている部分があるので登る際は注意が必要です。急ぐ必要も無いのでゆっくり登りましょう。

 

上層部まで登ると井戸のようなものがあり、のぞき込むとコインがたくさん落ちていました。真ん中にバケツのようなものがあります。

 


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お願い事をしてコインを投げ見事バケツに入ると願い事が叶うそうです。

 

試しにやってみましたが見事に外しました。

そう簡単には願いは叶わないという事ですね。面白いのでやってみると良いと思います。

 

ちなみに拝観料は20バーツ(約70円)なんですが、チケットを買ったところでチェックされる場所がなかったですね。とはいえ下手に潜り込んでもアレだし、安いのでちゃんと買った方が良いでしょう

 

②ワット・マハータート

アユタヤと言えばツタに絡まった仏像が有名ですね。

それがあるのがここワット・マハータート。

 

拝観料は50バーツ(約170円)

入場の際は飲み物を持ち歩くことは出来ません。

 

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入口付近で寝ている犬。こんな感じで昼寝をしている犬はアユタヤの至ることろにいます



 

入口付近のスムージー屋さんの店員には中で持ち歩き出来るよと言われてスムージーを買ってしまったのですが、完全に騙されました。飲み干すまで入場できず・・・。

 

 

例の仏像は入口から右に曲がって少し進むとありました。

 

 


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絡まってますね。

 

 

 

石像自体は大きいものではないのであまり感動は正直しませんが、不思議なもんだなあ~と感心はします笑

 

記念写真を撮る事が出来ますが、仏像より頭を高くして写真を撮ることができません。なので必ず座っての写真撮影になります。

 

 


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なんだこの顔は?

 

 

 

近くに監視員がいるので立って撮影しようとしたら怒られますし、タイ仏教の風習や文化を尊重するためにもここはきちんと守りましょう!

 

昼ごはん

ドライバーに勧められるがままにレストランに連れて行ってもらいます。

 

場所はチャオプラヤー川沿いのレストラン。残念ながら名前は忘れました。

 

「安いよ」と言われて連れてこられましたが、観光価格的には比較的安いということで現地の物価と比べると高めのレストランでした・・・。

 

 


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川も濁っているので景色としては良いとは言えませんが、ご飯は相変わらずおいしかったのでまあ良かったです。

 

友人曰く、アユタヤ名物のおやつが屋台にあるらしく、行ってみたかったんですが残念ながら時間がありませんでした。

 

③ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット

 


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真っ白の外壁と柱、赤い屋根が特徴の荘厳な建物。 寺院ではなく礼拝堂になるので、名前も寺院を意味する「ワット」ではなく「ヴィハーン」という名前になっています。

 

中にはアユタヤ最大級の黄金の仏像があります。

 


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こちらの礼拝堂は16世紀に建てられたものを再建したものです。

オリジナルのものはビルマ軍の侵攻の際に破壊され、仏像も損傷を受けました。

 

仏像に関しては19世紀末から段階的に修繕され、その時に体内から小さな仏像がたくさん出てきたようです。

 

礼拝堂自体は1956年にビルマの首相がタイを来訪した際に寄付したお金によって建立されました。つまり、今ある建物は比較的新しいものなのです。

 

仏像も今の金色のものになったのはつい30年くらい前のことです。

 

 

 

ちなみに、こちらでは日本のおみくじのような簡単な占いが出来るということでやってみました。

 


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願い事を頭に思い浮かべながら木の棒が入った入れ物を振り、飛び出てきた棒の番号を確認して受付に行きます。

 

 

受付で番号を告げたあと、賽銭箱にお金を入れて占いの紙をもらいます。お金はいくらでも大丈夫です。

 


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結果はこうなりました。

 

 


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旅行はOK!

恋人は諦めろ!(意訳)

 

 

 

・・・。

 

 

 

このまま旅行記は継続してあげていこうと思いますし、彼女居ない歴=年齢の自虐ネタはこの先もずっと使えるということです。コンテンツ力が落ちないので良いですね(良くない)

 

 

④ワット・プラ・シーサンペット

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ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピットのすぐ横にある遺跡。

ここも他の遺跡同様破壊されています。

 

歴代の3人の王の遺骨が収まっている場所で、入るとすぐに大きな3基の仏塔が目に入ります。

 

 

もちろんこちらの遺跡もビルマによって破壊されていますが、当時の面影をしっかりと残した歴史的な建造物です。

 

 

ゾウにも乗れます!

ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピットの近くではゾウに乗りながらアユタヤの街を巡ることが出来ます!

 


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アユタヤに来たらゾウにも是非乗ってみると良いですね!

 

実際にわいもゾウには乗ってみたかったんですが、残念ながら限られた時間と予算に合わず、次回に持ち越す事になりました。

 

ちなみに料金に関しては乗る時間によっても異なるようで200バーツ(約700円)から500バーツ(約1700円)とお手頃な価格です。

 

 

アユタヤは半日観光で十分楽しめます

 

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タイ国鉄 アユタヤ駅のホーム



 

バンコクに4日間滞在するのであればそのうちの半日をアユタヤで過ごしてみると良いと思います。それだけ気軽に訪れることが出来る街で、値段もリーズナブルに楽しめます。

 

わいもゾウに乗りにリベンジしに行きたいので、次回タイを訪れる際はまた観光しに行きたいです。その際はYou Tubeなどで動画紹介が出来ればと思っています。

 

 

タイの歴史と文化に触れられるアユタヤ、是非タイに旅行の際は訪れてください!