くろやん☆ワールド

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ウーバーイーツ報酬引き下げ問題どころか報酬未払い問題でめちゃくちゃ揉めている話

どうも!くろやんです!

 

近況についてはまた今度の記事で紹介するとして、今回はどうしても書きたい事があったのでそのことについて書いていきます。

 

先日こんなニュースがYahooのトップ記事に載っていましたね

 

headlines.yahoo.co.jp

 

配達員側に支払われる報酬が急に引き下げられ、それに抗議した配達員有志で構成される労働組合が団体交渉を申し入れ、それが拒否されたというものです。

 

焦点は配達員とウーバーイーツの間には雇用契約が無く、配達員は個人事業主として活動をしている。ということと、その場合の団体交渉等の労働争議を企業側は受け入れるべきなのかどうか。ということですね。微妙に違っていたらごめんなさい。

 

 

確かに配達員側が受け取る報酬の中の「配達基本料金」は引き下げられました。

しかし、ウーバーイーツ側はそれを報酬の他の要素として占めるインセンティブを引き上げることで、総額としての報酬金額に大きな影響はないとしています。

 

 

これについてはわいも現在メインでやっている仕事の収入に関わる事なので関心を持って今後を見守ることにしており、後程詳しい現状も紹介したいんですが、実はわいの場合もっと根本的な問題でウーバーイーツ側と揉めています。

 

今回はこれも含め長々と紹介していこうと思います。

 

 

現在わいがウーバーイーツ側と揉めている問題。

 

それは報酬未払い問題。

 

 

 

報酬が減る減らないとかの問題ではなく、そもそも配達をしたことによって支払われる報酬を1円たりとも受け取っていないのです。

 

 

日本に帰国して1カ月ちょっと。

ウーバーイーツの仕事は日本で始めて1カ月が過ぎました。

 




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報酬が週払いというのが魅力の一つですが、その報酬をまだ1回も報酬を受け取っていない。

 

そしてここ最近はサポートセンターとその件について揉めに揉めています。

 

来週にはクレカの支払い等で大きな金額の引き落としがあるわけですが、この報酬が振り込まれない事でそのお金が用意できないという事態になってしまいました。

 

結果、最終手段である消費者金融の力を借りて来週の支払いを乗り切ることになりました。

これは本当に不本意です。今までの記事を見てもらえれば分かりますが、多重債務生活で苦しみ、昨年やっとのことで完済し、もう借金生活には陥らないぞと決めていただけに本当に残念でなりません。

 

大きな流れを説明するとこんな感じなんですが、その間にわいとサポートセンターの間で行われてきたやりとりを詳細に説明したいと思います。そこにはウーバーイーツ側の経営の不透明さと配達員に対する配慮の無さが完全に露呈されています。

 

こういった企業体質が今回の報酬引き下げのニュースにもつながっているのではないかと思います。ニュースになっていないもっと大きな問題を今回は取り上げます。

 

 

報酬未払いについてわいとウーバーイーツ側とのやりとり

サポートセンターの対応力の低さと融通の利かなさ

 

報酬未払いについて、わいが最初にウーバーイーツのサポートセンターに問い合わせたのは先週の水曜日です。東京には3つのサポートセンター(大門・秋葉原・新宿)がありますが、新宿は現在配達員の新規登録専門の部署になり、すでに配達員になっている人の問い合わせ受付はやっていません。

 

通常、こういった問題に対しての問い合わせをしたい場合、まず電話やネット経由で問い合わせをすると思いますが、ウーバーイーツ側は電話やネットでの問い合わせ窓口を設けておらず、直接サポートセンターに行かなければなりません。

 

それなのに新宿を最近になって登録専用部署に変更されたので、最寄が新宿だったわいには現在まで大きな労力がかかることになっています。

 

ウーバーイーツ側の最初の対応はまず振込先に指定している銀行口座情報の確認です。これがきちんとされていないと報酬の振り込みがされないということ。まあそれはそうですね。

 

加えて、報酬の振り込みは海外の銀行からの海外送金になっているため、登録も細かい注意が必要になります。なのでまずはそれが間違っていないかどうかをサポートセンターのスタッフに確認してもらいました。

 

実はサポートセンターで出来ることはここまでです。

逆に言うと、口座情報が正しく登録されているのにも関わらず送金がされない場合はサポートセンターはお手上げ状態になります。何のためのサポートセンターなのでしょうか。

 

結果、それでも送金がされずいよいよわいが本当にこの期日までにお金が欲しいという日時までに振り込みがされない心配が出てきました。

 

ウーバーイーツ側の経営の不透明さの露呈

 

わいからはサポートセンターに原因の究明とわいが出来るその他の対処法、そして他の送金方法で何とか間に合わないかをサポートセンターの上にあたる部署に聞いてほしいとお願いしました。

 

ついでにその際に直接上の部署に連絡したいが、連絡先はありますがと聞いたところ・・・。

 

「配達員との窓口はこのサポートセンターのみになります。配達員から他の部署にお問い合わせ出来る所はありません」と言われました。

 

 

この時点で何かおかしいなという感じです。

 

 

色々聞いていくと、日本法人の本社はどこにあるのか。このサポートセンターに責任者はいるのかという質問に対しても、分からないだとか責任者はいませんなどという、普通ならあり得ない回答しか返ってきません。

 

結果的に本部はどこか海外(国すらも教えてくれない)にあり、そこに投げた質問や対応策の回答が遅れに遅れます。

 

 

わいが出来ることは全てやったが結果は・・・

 

今週になって、一向に回答が来ない本部やサポートセンターの対応に流石にイラ立ちます。

 

サポートセンターの立場からしたら出来ることは銀行口座情報の確認で、それ以外は返事の遅い海外の本部の回答待ちでこれ以上何も出来ない。ということだとは思いますが、そんなのでは納得が出来るわけがありません。本当に日本国内に、そこから先の対応が出来る部署はないのでしょうか。

 

彼らなりに確証が持てない対応策をわいに提案はしてきました。

 

今口座登録をしている銀行に海外送金について何か問い合わせてください。

違う銀行の口座を登録してみてください。とかです。

 

海外送金はトラブルも多く、わいがメインで使っていたみずほ銀行は振込先に指定できず、信頼度が高い三菱東京UFJ銀行三井住友銀行で登録してくださいということでした。

 

なので三菱東京UFJ銀行の海外送金担当に確認もしましたし、それでもダメだったのでわざわざ三井住友銀行の口座を新規開設するためにクソ長い受付待ちもしました。

 

しかし、それもこれも全て無駄に終わってしまうんですね。

 

結局、もう間に合わないという時期になって、本部からやっと返ってきた答えが「海外で配達員の登録をされ、日本に来た際にアカウントを日本用に切り替えた方が同様の事象に陥っているようです」というもの。

 

確かに、オーストラリアにワーホリしていた時にウーバーイーツの登録をしています。

 

しかし、日本でアカウントを切り替えた際に「これによって不都合が起きますか」と聞いた時には「何もありません。大丈夫です」とはっきり言われています。不都合は起きました。

 

サポートセンターからは続けて「なので、一度そのアカウントを消して再度新規登録しなおすことになりますから、またサポートセンターに来てくださいと指示されます。

 

正直ここまで4回くらいサポートセンターにわざわざ交通費を払って行って、ろくな解決策も得られず、また新規登録だけで交通費払うのかよという感じでウンザリでした。

 

そしてそこで新規にアカウントを作り直し、その場でデッドライン期日にはどうしても振り込みは間に合わないという死刑判決を受けることになります。

 

 

正直、怒りを通り越してあきれるような対応です。

 

雇用契約が無いことによる弊害

 

試しに労働監督署にこの件を相談したら、やはり直接の雇用契約を結んでいない場合は、自身で弁護士や法テラスなどに相談するしかないということでした。

 

雇用契約が無いから云々は今回のニュースにも関連してきます。

サポートセンターのスタッフも「配達員との間には雇用契約がありませんから・・・」とロボットのように何回も言われましたが、契約が無ければ何してもオッケー☆みたいな考え方に見えて、やっていることが悪徳行為にしか見えませんでした。

 

結局、支払い日は容赦なくやって来るので、仕方なく消費者金融からお金を借りざるを得ないという流れになりました。

 

そして最後に、アカウントを作り直したからと言って、じゃあ来週は必ず振り込まれますという確証もありません。このままずっと振り込まれないという可能性もあります。

 

今回のウーバーイーツ側の問題点やおかしな点

 

さて、長々と経緯は説明しましたが、配達員であるわいの視点から、ウーバーイーツ側のおかしな点をまとめてみました。

 

 

①なぜ本社や別部署を案内しない、もしくは隠すのか

②なぜ直接サポートセンターに行かないと取り合ってもらえないのか

③サポートセンターしか窓口が無いのならなぜそこに責任者がいないのか

④全ての対応は本当に海外の本部にしか任せられないのか

雇用契約が無いと何しても良い考え方がある

 

これですね。

 

①なぜ本社や別部署を案内しない、もしくは隠すのか

 

日本でサービスを展開する以上、日本法人の会社が必ずあるはずです。

 

これはわいもしっかり調べてきたわけじゃないですが、まずネットで検索してもすぐには出てきません。今回報酬引き下げのニュースが出てきてハッキリ日本法人の所在がわかったくらいです。

 

サポートセンターのスタッフはもちろん我々に情報を言いません。

というか、存在しないとかわからないとか言います。

 

なのでわいが「ではあなたたちは自分がどこに勤めているか知らないという事ですか?」と質問したら「はい」と言ってきました。もはやコントです。

 

②なぜ直接サポートセンターに行かないと取り合ってもらえないのか

 

確かに配達中のトラブルに対応するサポート電話はあります。しかし、今回のような問題に対応する所ではありません。

 

今回の場合、サポートセンターに直接行く必要があり、もちろん交通費は実費です。

何かわかったら連絡してくださいといった場合、向こうから電話やメールが来ますが、こちらから連絡が出来ません。不在通知が来ていてもこちらから電話が出来ない仕様になっています。

 

なのでスタッフから「電話にお出にならない場合、1時間おきに電話しますので」と言われ連絡を待っていたら間髪入れずの二連続不在着信が入った後、1時間ごとの連絡は無く、翌日の夕方の連絡でした。約束とは一体何でしょうか。

 

③サポートセンターしか窓口が無いのならなぜそこに責任者がいないのか

 

センターと名の付く場所に責任者がいないなんて事があり得るのでしょうか。

秋葉原のサポートセンターで責任者について聞いたら「大門のサポートセンターが規模としては一番大きいです」と言われたので。

 

「では、そちらに責任者がいるんですね」と聞いたら

「いえ、私どもと同じスタッフ(たぶんアルバイト)しかいませんので、回答できることはこの秋葉原と同じだと思います」というわけの分からない事を言われました。

 

規模の大きさだけならどうでもいいんだよ。

 

 

④全ての対応は本当に海外の本部にしか任せられないのか

サポートセンターで処理できない案件は全て海外にある本部に投げているみたいですが、その前に日本で対処できる部署を作らないのがよく分かりません。

 

結果回答と対応が大幅に遅れ、結局自分は支払いの期日までの振り込みが間に合わなくなりました。

 

その場でスタッフが本部にメッセージを飛ばしているようで、試しにわいが「英語でメッセージを飛ばしているんですか」と聞いたら「いえ、大阪のサポートセンターにいるスタッフに英訳してもらってから飛ばしています」と言われました。

 

ウーバーイーツなのにその辺はこうも非効率なのかと驚きました。

もう本部が海外なら海外で良いので、わいが英語で話したかったくらいです。

 

 

雇用契約が無いと何しても良い考え方がある

 

これが一番ムカついたかもしれません。

法律上とか契約上ではそうだとしても、お金が振り込まれずに困っている人に対して雇用契約を結んでいないので・・・」のセリフをよく言えたものだなと思います。

 

サポートセンターのスタッフは対応マニュアルとして、日本法人の存在にしても、雇用契約に関しても、問い合わせ方法にしても、こう言っとけと上から指示されているだけだと思いますが、そんなことで良いのかと本当に思います。

 

それでいて、何かあったら海外に投げ指示を仰ぐが回答が遅い、サポートセンターには責任者がいない。そして窓口はここだけ。となっていてはなんだかそこにいるスタッフが可哀そうになってきます。

 

社会人時代も鉄道アルバイトをしていた時も本当に何か対処しきれない問題があったら上司が守ってくれていました。ウーバーイーツのサポートセンターのスタッフにはそういう人がいないのかと思うとツライだろうなあと思います。まあ。彼らが言う事が本当であればですけどね。

 

 

ちなみに、サポートセンターには責任者の代わりにセキュリティーガードが一人います。恐らく全然解決しない問題に痺れを切らした配達員が行き過ぎた行動に出た場合に抑えつける要員でしょう。

 

全然問題が解決しないサポートセンターに、少しでも行き過ぎた抗議をしようものなら強制排除という姿勢はどうなんでしょうか。事業のパートナー同士として良好な関係を築こうという雰囲気はそこにはありません。

 

 

無知なわいにも責任はある

 

さて、長々と自分がウーバーイーツ側と揉めている問題やおかしな点を述べていきました。

 

ただ、個人事業主というのはそういった問題を抱えることがあり、その場合は雇用契約を結んでいない為対処に苦慮する事があるということにもっとあらかじめ注意を払っておかなかったわいも悪いです。

 

好きな時に働けるという自由度の高い労働性だけに目がくらんで、デメリットをきちんと見なかったわいは甘いかったんですね。

 

また一つ勉強にはなったと思います。

特にブログで収益化とか考えてフリーランスを目指しているわいにとってはまたとない経験をしたのだと思います。肝心な報酬はまだ支払われていないので、この問題は解決したらまた報告したいと思います。

 

今回の報酬引き下げ問題について

 

とても長い文章記事になってしまったので、今回のニュースで話題の報酬引き下げについては簡単に説明します。これからウーバーイーツのドライバーをやろうと考えている人はこちらも是非見てください。

 

冒頭でも説明しましたが、ドライバーに支払われる報酬は大きく「基本配達料」インセンティブに分けられます。今回この「基本配達料」が11/29より引き下げられ、労働組合が不当な引き下げだと抗議しているわけです。

 

対してウーバーイーツ側はインセンティブ」を引き上げることによって合算した報酬の金額は大きく変わらず、影響はないという主張です。

 

 

さて、現状なんですがまずこの「インセンティブまだ引き上げられていません。

 

「基本配達料」は予告通り11/29から引き下げられました。

 

つまり、事前にドライバーに通知があった内容や、今回の報道でウーバーイーツ側が主張している内容は現時点では正しくなく、ドライバーの報酬は下がっています。

 

 

これは、わいが報酬未払いの件で何度もサポートセンターに足を運んでいた際についでに聞いたことですが、インセンティブの引き上げ時期は未定だということです。

 

上から何もインセンティブ引き上げについて通達が無いので我々も答えられませんと言っています。本当に何から何まで有効な回答が得られないサポートセンターです。

 

配達中に他のウーバードライバーと話をすることがありますが、今回の報酬引き下げの件について「ドライバーの数を減らしたいんじゃないかな」という噂まで出ているようです。

 

まあ、これは噂なので本当かどうかは知りませんが、そんな噂が出るほど、ウーバーイーツ側に対する不信感が現役ドライバーの間に出ているというのが現状です。

 

わい、インセンティブ無い問題

 

ちなみになんですが、先ほども言った通り、アカウントをもう一度作り直すハメになったわいには現在なんとインセンティブが何一つありません。

 


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報酬改定前からインセンティブに関しては各曜日少なくとも2~3項目ほどはありました。

『所定のエリアに所定の時間帯で配達をすれば報酬が1.1倍~1.2倍』だとか『ある特定の期間内に12回配達すれば2800円の追加報酬』とかです。

 

サポートセンターは時間が経てばインセンティブ項目が出てきますよと言っていましたが、3日経った今も出てきません。

 

わいだけなら良いですが、同時期に新規ドライバー登録した人も同じ状況だとマジで見過ごすことが出来ない事態だと思います。このままだと「基本配達料」も下がり「インセンティブ」も下がり(ってか無い)という事ですからね。

 

仮に後日反映されるにしても少なくともこの3日間はインセンティブ無しですからね。

 

この件もサポートセンターに問い合わせたいですが、もう交通費払って行きたくないですし、分からんから海外本部に問い合わせるとかなったらもう地獄ですので。

 

 

まとめ

 

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およそ17万円が未払い。アカウント作り直したため表示が分かりにくいですが・・・



 

ウーバーやウーバーイーツは確かに革新的なサービスかも知れません。

そこでドライバーとして登録している人にとっては自由な時間に働けるという魅力があります。

 

しかし、今回のニュースやわいが直面している問題が発生した場合、雇用契約が無いという事実を盾に十分に取り合ってもらえないという事態が発生します。

 

簡単に言えば良いだけの話ばかりではないという事なんですね。

 

そして、わいに関しては現在このウーバーイーツの収入をあてにするしかなく、他の仕事するにしても給料がすぐには入ってこず、立て直すのに時間がかかります。

 

ここまでトラブルがあり、現にインセンティブ0のあり得ない状況にあっても年内くらいまではこのドライバーをやらなければ生活が出来ないわけです。

 

 

こんな状況である自分を責めていますが、今回のウーバーイーツ側の対応にも問題が多すぎると思います。

 

ウーバーイーツ側がドライバーを大切な事業パートナーと考えるのであれば、今後の対応の改善や団体交渉を受け入れる姿勢を見せてほしいと願います。

 

 

以上です。

 

 

まあ、つまりあれですな。

また債務者になってしまったわ!借金生活が始まりまーす!