シドニーのオススメホステル3選 ホステルの特徴についても説明します
どうも!オーストラリアにワーホリ中のくろやんです!
9月の中旬からシェアハウスを引っ越し、ホステルを転々としながら残りのワーホリ生活を過ごしていますが、今まで宿泊した3つのホステルについてそれぞれ紹介し、自分なりの感想を書いていこうと思います。
シドニーに旅行をする人で、とにかく宿代を抑えたいという人や、長期滞在でホステルに滞在してみたいという人にオススメの記事になります。
シドニーではないにしてもホステル・ゲストハウスに泊まってみたいと考えている人にどういった宿泊施設で、通常のホテルとはどんな違いなのかということも書いていくので参考になると思います。
それではまいりましょう
ホステルとは
ホステル概要
主に二段ベッドで他の宿泊者と同じ部屋で寝泊まりし、トイレ・シャワーは共有、アメニティも基本用意されていないタイプの宿泊施設をホステルと言います。他の名称ではゲストハウス、バックパッカーズ(バッパー)とも呼ばれます。
部屋や洗面所を共有にすることでスペースを有効に活用し、宿泊費を安くすることが出来るため、バックパッカーと呼ばれるリュック一つで様々な場所に旅行する人や比較的長期滞在をする旅行者に人気の宿です。
ホステルの客層は若い人ばかり?
ホステルに宿泊する人は若い人ばかりだろうという印象を持たれるかもしれませんが、わいが2週間ほど宿泊して見た限りでは中高年層のお客さんもそれなりにいました。
確かに10代20代の若者がメインの客層ですが、最近のホステルは中高年層にも広く支持されています。
国籍に関しては様々ですが、部屋タイプやホステルの種類で国籍の傾向が分かれているというのが何となく分かってきました。
簡単に言うと
大部屋と呼ばれる大人数で寝室をシェアするルームタイプにはヨーロッパ・南米系。
比較的少人数シェアのルームタイプにはアジア系が多いという印象。
大人数の部屋タイプの方が宿泊代は安いですが、もちろん騒がしいし、プライベート感はほぼ無くなります。
ホステルのメリット・デメリット
ホステルのメリット・デメリットについてお話します。
メリットとしては
宿泊費が安い
いろんな外国の人と仲良くなれる
立地が良いことが多い
デメリット
プライベート感なし
洗面所が共有なので苦手な人はキツイ
同じルームメイトとの相性次第でトラブルになったりする
こんな感じでしょう。
宿泊費は確かに安いです。
シドニーの平均的なホテルが1泊10000円を超える中、ホステルは1泊1000円~3000円ほどです。
また、宿泊者との距離も近いので、自然と話すことが多くなり仲良くなりやすいです。
ホステルでは週替わりで何かしらのイベントを行うところが多く、宿泊者同士が仲良くなれる機会があります。色々な国の友達を作りたいという人にはぴったりの宿泊施設です。
また、ホステルは街の中心地にあることが多く、アクセスが抜群であることも特徴の一つです。大抵のホテルで一等地に構えているホテルは格式高いブランドホテルが多いでしょう。
シドニーの場合は特に中心地の昔に建てられた建物を改装してつくったホステルが多く、他の都市や国でもその傾向にあることが多いようです。
反対にデメリットとしてはやはりプライベートが無いこと。
特に日本人はプライベートを重視する傾向があるので、あまり大人数の部屋を取ると後悔することになるかもしれません。1泊2泊くらいなら耐えられますが、1週間以上滞在するとなると耐えられなくなる人もいるでしょう。
同時に相手との相性もありますね。
安い宿泊費を取るか、プライベート空間を取るか。
ホステルにするかホテルにするかの基準は簡単に言うとそこにあると思います。
わいが宿泊したホステル3選
ここからはわいが実際に宿泊した3つのホステルについて紹介したいと思います。
ネットで検索し、値段や立地、写真、口コミを参考に予約しましたが、実際に泊まってみて色々気づくことも多くありました。
評価については値段・立地・清潔さ・プライベート感と分け、それ以外の感想についても書いていこうと思います。
①シドニー・バックパッカーズ
総合評価
値段 1泊1300円(16人部屋)~2500円(4人部屋)
立地 100点(タウンホール駅から徒歩1分)
清潔さ 85点
プライベート感 16人部屋:10点 4人部屋:70点
総合 90/100
ホステル概要
最初に宿泊したホテル。
とにかく立地が最高で、シドニーの中心部タウンホール駅から徒歩わずか1分。
メインストリートのジョージストリートにほぼ面しているような場所にあります。
基本的に観光メインで寝る為だけの場所が欲しいならここが断然オススメです。
受付の人は親切で、色々優しく教えてくれます。
受付の人は大体が非英語圏出身なので、英語も比較的聞き取りやすいと思いますし、英語が苦手だとしてもきちんと理解しようとしてくれます。
チェックイン前の荷物預けもOK
チェックイン時にカードキーのデポジット代20ドルがかかります。
部屋の感想
わいはここの16人部屋と4人部屋に宿泊しましたが、様子は全然違います。
16人部屋はとにかく騒がしいです。金曜土曜の夜は特に部屋の中でも大声で話すので寝られないかもしれません。
その代わり、値段はめちゃくちゃ安く1泊1000円ちょっとです。
4人部屋は対称的にかなり静かで落ち着いています。
4人部屋を選ぶ宿泊者はそれなりに自分のプライベートも欲しいという人が多いのであまり他人には干渉してきません。それでも全く会話が無いということではありませんが。
それぞれ中くらいのスーツケースが入るロッカーがありますが、収まりきらない荷物はベッドの周りに置いています。
16人部屋の方は衣類や下着がそこらじゅうに散乱していて結構汚かったですが、まあ慣れてきます笑
Wi-Fiは無料で付いてきて、共用ダイニングにいても部屋にいても早い速度でネットが繋がります。
コンセントも枕元にあるので、充電がしやすいです。
その他の特徴
曜日ごとにイベントがあり、金曜は屋上でBBQ、日曜は朝食にパンケーキが付いてくるなどなどです。
ここは朝食が宿泊代に付いてくるのが嬉しいです。
朝食は食パンと各種バターが置いてあるのと、シリアルと牛乳も用意されており、自分でそれらを作る感じです。
コーヒーや紅茶のインスタントは常時飲めます。
ダイニングも広く、TVルームも広く、ここでパソコンを開いて色々作業をしている人もたくさんいます。
②メイズ・バックパッカーズ
総合評価
値段 1泊2500円(4人部屋)
立地 90点(タウンホール駅とセントラル駅の中間どちらも徒歩7分ほど)
清潔さ 80点
プライベート感 4人部屋:70点
総合 75/100
ホステル概要
ワールドスクエアの横、マローニーバーの入っている建物がメイズ・バックパッカーズになります。
建物自体はかなり前に建てられたレンガ造りの建物ですが、内装自体は改装されています。客室がとても多く、シングルやツイン、トリプルにも対応しているホステルです。
寝室は完全プライベートが良いという人で、宿泊費を抑えたいという人はここがオススメです(トイレ・シャワー・キッチンは共用)
セントラル駅とタウンホール駅の中間にあり、どちらも徒歩7分ほどなのでアクセスはかなり良いです。
部屋の感想
4人部屋に宿泊しましたが、部屋が広くキャリーケースも問題無く開けられます。
しかし、ロッカーが無いので荷物は二段ベッドの上下の隙間に入れるしかありません。入れるスペース自体はあるので問題はありません。
一番不便に感じたのはWi-Fiが有料だったこと。
確か1日利用で4オーストラリアドル、7日間利用で12ドルでした。値段だけは聞きましたが、実際には使わなかったので速度とかはわかりません。
コンセントも枕元には無かったので充電しながらベッドでスマホをいじることは出来ません。
細かい所で不自由に感じるところが多かったので、そこはシドニー・バックパッカーズの方が良かったと思います。
その他の特徴
ここも曜日ごとにイベントをしており、宿泊者と仲良くなる機会があります。
ただ、結構ノリが皆高いのでついていくのは大変かもしれません。
わいは同じ宿泊者だったドイツ人の男3人組と仲良くなって一緒にビリヤードをして楽しみました。
③タイガー・ホステル
総合評価
値段 1泊約3000円
立地 95点(タウンホール駅から徒歩6分)
清潔さ 85点
プライベート感 85点
総合 80/100
ホステル概要
プライベートを重視したい人向けのホステルです。
各部屋ごと半個室のように仕切られており、基本的には寝室で他人と顔を合わせることは無いようになっています。
また、シャンプーやタオルなどのアメニティも支給してくれます。
タオルに関しては申し出れば3日ごとに新しいものに代えてくれます。
中国資本のホステスなのか分かりませんが、受付は中国人で、宿泊者も中国人の割合が多かったです。そのせいもあってか、プライベートには配慮されたつくりになっています。
部屋の感想
半個室なので、プライベート感はありました。
枕元にUSBコンセントもあったのでスマホの充電が簡単で、無料Wi-Fiもしっかり通っています。USBコンセントなのでパソコンの充電は共有スペースにいかないと出来ませんでした。
壁で仕切られている分、スペースが狭かったです。
キャリーケースやリュックなどを置くと足の踏み場がほとんどなくなります。
上下にスペースが分かれていますが、上の方だと毎回荷物を持って上り下りするのが少し面倒です。あと、結構振動が来るので夜遅くに頻繁に出入りされると結構きついです。
また、ホステルの立地がメインストリートの交差点に位置するので、遅くまでガヤガヤしているのと、車のクラクションなどでうるさい時があります。
その他の特徴
共有スペースは3つのホステルの中で一番きれいで落ち着いていました。
アジア系が多いからか部屋も共有スペースも静かで、何か作業をするには適した場所です。
寝室もプライベートに守られていましたが、部屋の構造上換気が悪く、風邪を引いてしまいました。
まとめ
以上の3つのホステルの中ではわいはシドニー・バックパッカーズが一番良かったと感じています。そんでもって今も滞在しています。
どのホステルも水回りが多少汚いのが気になる所ですが、極端に汚いわけでは無いので、徐々に慣れていくと思います。中々綺麗好きが多い日本人には受け入れられにくい所ではありますけどね。
シドニーはとにかく宿泊費の相場が高く、少しでも宿泊費を抑えるためにホステルを利用する人が多くいます。
また、広大なオーストラリアを周っているバックパッカーの人たちも好んでこれらのホステスを利用しています。
シドニー・バックパッカーズには専用の旅行相談窓口のようなものがありますので、こそで相談もできるようです。
またホステルに宿泊すると各観光施設の割引なども受けられるので一度受付で聞いてみるといいかもしれません。
ホステルはとにかく費用を抑えたい人にはぴったりの場所です。
一度泊まってみるとホステルの良さや悪さが分かるので、是非泊まってみるといいでしょう。