個性豊かなエリアが豊富!シドニーの各エリアの魅力を紹介します
- シドニーの地域区分
- セントラルシドニー(Central Sydney)
- イースタンサバーブス(Eastern Suburbs)
- サザンビーチエリア(Southern Beaches)
- ノーザンビーチ(Northern Beaches)
- ノースショア(North Shore)
- インナーウエスト(Inner West)
どうも!オーストラリアにワーホリ中のくろやんです!
タイトルにもあるように今回はシドニーの主要観光地とサバーブ(郊外)についてさらっと紹介したいと思います。
前回オーストラリアの労働環境について解説しましたが、よく考えたらシドニーについてあまりきちんと紹介していなかったなと思ったからです。
それぞれの詳しい紹介はまた後日順を追ってやっていこうと思っています。
今日はシドニーにはこんなスポットがあって、郊外はこんな特徴があるんだよ~っといったような紹介です。
それでも郊外まで含めると結構な量書くことになります。
それではさっそく紹介していきましょう。
シドニーの地域区分
まず、シドニーの地域区分について紹介していきます。
シドニーは大きく分けて
①セントラルシドニー(Central Sydney)
③サザンビーチ(Southern Beaches)
④ノーザンビーチ(Northern Beaches)
⑤ノースショア(North Shore)
⑥インナーウエスト(Inner West)
とこのように区分されることが一般的です。
基本的に1週間程度の旅行ならセントラルシドニーエリアを中心に観光をすることになりますが、夏はサザンビーチやノースビーチで海水浴やサーフィンをする人が多くなります。
シドニー近郊は本当にビーチが多く、また地元の人もビーチが好きなんだなというのがとても伝わってきます。
区分はわいの主観も入っているので、ガイドブックなどとは多少違うかも知れません。
セントラルシドニー(Central Sydney)
シドニーの中心部。
セントラルエリアはシティと呼ばれる中心地と、そのすぐ外側のエリアに区分しようと思います。
このシティエリアの事を厳密にはシドニーと呼びます。基本的には皆がイメージするシドニーはもっと大きな都市圏で言う事が多いですけどね。
CBD(Central Business District)があり、シドニー経済の中枢地区です。
具体的なエリアは決まっていませんが、シティはセントラル駅から北側にシティサークル(City Circle)と呼ばれる環状線が走っており、その環状線沿いのエリアがシティだと思っています(サーキュラーキー駅は外側のエリアとして考えています)
あとは環状線内の駅ではありませんが、マーティンプレイス駅も環状線の中にあるためシティエリアと考えます。
この環状線の外側にサーキュラーキー・ロックスエリア、ダーリングハーバー・ピルモントエリア、チャイナタウン・ヘイマーケット、セントラル駅があり、ここまでをセントラルシドニーエリアに区分したいと思います。
シティエリア
タウンホール(Town hall)
名前の通り、シドニー市の市庁舎があります。
交通の要所でもあり、おそらくシドニー観光で一度は必ず立ち寄ります。
1898年に建てられたQVB(クイーン・ビクトリア・ビルディング)をはじめ、シドニータワーのあるWestfieldや紀伊国屋書店や無印なども入っているThe Galeriesなどのショッピングモールがあります。
メインストリートであるジョージストリートをウィンヤード方面に進んでいくと高級ブランドショップなども立ち並んでおり、雰囲気としては銀座や新宿三丁目あたりに近いと思います。
ウィンヤード(Wynyard)
シドニーのビジネス街の中枢地区。
大きなバスターミナルもあり、鉄道を含めこちらも交通の要所。ノースシドニーから来るバスは大体「CITY Wynyard」行きです。
ビジネス街なので特に何があるということも無いですが、タウンホールエリアと並んでホテルが多いので、行動の拠点がここになる事が多いかも知れません。
東西南北どこに行くのにもアクセスは良いので、ホテル選びで迷ったらこのエリアが良いでしょう。
マーティンプレイス(Martin Place)
ウィンヤードと並んでビジネス街。
東西に約400mほど伸びる歩行者専用通路があり、周辺には高級ブランドショップが立ち並んでいます。
ニューサウスウェールズ州立図書館、州議事堂、最高裁判所などがあり、東京で言えば永田町とかにあたるでしょうか。
セントジェームズ(St James)
ハイドパークという、ニューヨークで言うセントラルパークのような大きな公園の真下にある駅。都会のオアシスのような雰囲気。
近くにはデイビットジョーンズという老舗高級デパートがあります。
マーティンプレイスと地理的に近いので、このエリア一体にも高級ブランドショップはあります。
観光地としてはセントメリーズ大聖堂という大きな大聖堂があります。
ミュージアム(Museum)
ハイドパークの南端エリアにある駅。
わいとしては特に何の特徴もないエリア。もちろん中心部ではあるんですが。
アンザック戦争記念館がありますが、特に人気観光地というわけではないので短期旅行で行く必要があるかといったら無いかも知れません。
長期滞在なら一度立ち寄ってもいいかもって感じです。
シティ周辺
厳密にはシティエリアではありませんが、市の中心部に位置し人気観光でもあるエリアをここで紹介します。
サーキュラーキー・ロックス(Circular Quay・The Rocks)
観光地。オペラハウスとハーバーブリッジがあるので絶対に寄ります。
シドニー湾に面した埠頭で、地形の形からCircular Quay(円状の湾)と名付けられています。(実際には半円状で昔はセミサーキュラーキーと呼ばれていました)
ヨーロッパ人が初めて入植した地域であり、ハーバーブリッジ側にあるロックスはその入植地当時の建物が並んでいます。
ダーリングハーバー・ピルモント(Darling Harbour・`Pyrmont)
サーキュラーキーと並ぶ人気観光地。
ショッピングモールやレストランが立ち並んでおり、水族館、動物園、博物館もあるため家族連れも多いです。横浜みなとみらいに近いかも知れません。
ピルモントの方には大きなカジノもあります。
毎週土曜日の夜には花火が上がり多くの人が訪れます。
チャイナタウン・ヘイマーケット(Chinatown・Haymarket)
その名の通り、中国人街。
歴史的に中国からの移民が多く、中国料理を始め多くのアジアレストランがあります。
看板は中国語で書かれているので、このあたりの一帯を歩くとオーストラリアにいる事を忘れてしまうほどです。
ヘイマーケットにあるマーケットシティでは色んなものが安く手に入ります。
セントラル駅(Central Station)
シドニーの玄関口。
ここから各地方都市や遠方の主要都市を結ぶ長距離列車が発着します。
長距離バスなどもここを拠点にしていることが多く、日本で言うと東京駅のようなところでしょう。
近くには大学もあり学生も多くいます。
わいはこのセントラル駅の目の前のシェアハウスに暮らしています。
イースタンサバーブス(Eastern Suburbs)
シティの東側一帯のエリア。
高級住宅街が多く、暮らしている住民もシティは比較的アジア系が多いのに比べ白人系が多い印象です。
落ち着いているエリアで、オシャレなカフェも多いです。
比較的シティに近く、セントラルシドニーエリアに区分されることもあるキングスクロスやサリーヒルズなどのエリアとそこから東の海に近いエリアと分けようと思います。
シティに近いイースタンサバーブス
キングスクロスエリア(Kings Cross)
シドニー最大の繁華街。南半球最大の繁華街と言われることもあるみたいです。
とはいえ、歌舞伎町ほどの規模はありません。
治安があまり良いエリアでは無いので、夜にあまり一人で出歩かない方が良いと思います。ただ、ナイトライフを楽しむ場所でもあるんですが。
電車の中でローカルの人と話をした時に「90年代は本当に危険な場所だった。今はそんなことない」と言っていました。日本もそうですが、今は定期的に警官が巡回しているので、そこまで大きな犯罪に巻き込まれることは少ないみたいです。しかし、それでも海外の繁華街であることは間違いないので、日本以上に警戒をしたほうが良さそうです。
サリーヒルズ・ダーリングハースト(Surry Hills・Darlinghurst)
一言で言うとオシャレな街。
人気なカフェが集中しています。日本でも有名なビルズの本店はダーリングハーストにあり、サリーヒルズにも支店があります。
ダーリングハーストエリアはゲイコミュニティがあり、毎年2月にはマルディグラというゲイパレードがこのエリアのストリートで行われ賑わいます。
イーストエリア
パディントン・ウラーラ(Paddington・Woollahra)
最も高級な住宅街として知られるエリア。
そのくらいで実際歩いたことが無いのであまり詳しくありません。
週末に開かれるパディントンマーケットは有名ですが、それ以上は知りません。
今度散策してみます。
近くに大きな公園があります。
ワトソンズベイ(Watsons Bay)
シティ方面を見渡せる湾。シーフード店が多いです。
静かなビーチで、近くが高級住宅街ということもあり、富裕層がゆったりする場所という感じです。
シティ方面からだと電車バスを乗り継ぐよりサーキュラーキーからフェリーを利用した方がいいかも知れません。 ワトソンズベイの南側にあるボークルーズはローカル民の憧れの高級住宅地。ここから眺めるシティは絶景だとか。日本だと横浜山手あたりに相当するでしょうかね。
サザンビーチエリア(Southern Beaches)
基本的にボンダイビーチを中心とした海岸線沿いのエリア。
ビーチが大好きなローカル民や観光客で夏は大いににぎわいます。
ボンダイジャンクション(Bondi Junction)
位置的にはイースタンサバーブスですが、基本的にはここで電車を降りる人の大半がボンダイビーチに向かうためのバスに乗り換えるため、サザンビーチエリアに分類しました。
周辺はショッピングモールなどが集まっており、買い物をするのにも適しています。
あとはシティと同様、語学学校も比較的多いので留学でここを拠点に行動する人も多いです。
ちなみに、需要はとても多いのになぜ電車の路線をビーチ方面まで伸ばさないのかは分かりません。
ボンダイジャンクションのバスターミナルにはビーチ方面に行くバスだけいつも行列が出来ています。
ボンダイビーチ(Bondi Beach)
シドニーで一番有名なビーチ。なので夏は人もめちゃ多い。
その分ビーチ周辺にはカフェ・レストラン・ショップが充実しています。
冬でもサーフィンをしている人が多いので年中を通じて人が絶えないエリアです。
ここから南にいくつかのビーチがあり、コスタル・ウォークとして遊歩道が設けられており、色々なビーチを散策出来ます。
これに関しては前回記事にしていますので詳しくはこちらをご覧ください。
ノーザンビーチ(Northern Beaches)
ポートジャクソン湾を挟んで北側のエリアの海側。
マンリービーチを中心にその北側に大きなビーチが並びます。
マンリービーチ(Manly Beach)
ノーザンビーチで一番人気のビーチ。
サーキュラーキーからフェリーでアクセス出来ます。
大きな並木が海岸に沿って続いているのが特徴的です。
ボンダイと同じく、カフェ・レストラン・ショップが充実しています。
気軽に行けるリゾート地のような感覚です。
近くには波の穏やかなビーチもあるため、家族連れも多くいます。
ノーザンビーチ
マンリーより北側の大きなビーチがあるエリア。
ディーワイビーチ、ナラビーンビーチ、モナベールビーチ、パームビーチなどが主要なビーチ。外海なので波が高くサーフィンをするには最高のビーチと言えます。
モナベールまではウィンヤードからB1ラインという黄色の二階建てのバスに乗ってアクセスが出来ます。
ノースショア(North Shore)
シティからハーバーブリッジを渡った北側エリア一帯。
イースタンサバーブスと同じく高級住宅街エリア。ローカル民が多く住んでいます。
ちなみに在豪日本人もこのノースショアエリアに多く住んでいます。
仕事の関係なのか、リタイア後の優雅な生活なのか分かりませんが、裕福な日本人であることは間違いありません。
ミルソンズポイント・キリバリー(Milsons Point・Kirribilli)
シティの対岸エリア。ルナパークという遊園地が有名(規模は小さい)
あとは、ハーバーブリッジとオペラハウスとシティが見渡せる絶景ポイントなので、インスタ映えを狙うのなら来た方が良いエリア。
このエリアからノースシドニー駅までの一帯も高層ビルがならぶビジネス街の雰囲気があります。気のせいかも知れませんが日系の会社も多いと思います。
モスマン(Mosman)
わいのバイト先もこのエリアですが、まあ客層は確かにお金持ちの雰囲気が漂っています。というか実際お金持ちなんでしょう。
静かなエリアでわいは好きです。
このエリアにはタロンガ動物園という大きな動物園があります。大抵の人はサーキュラーキーからフェリーでアクセスすると思います。
このエリアからの眺めるシティの景色は絶景です。
インナーウエスト(Inner West)
西側は東側と違い内陸が永遠と続くのでインナーウエストという名称になります。
個性的な街が多い印象があります。シドニー大学があり、学生が多くいるエリアであることも関係しているかもしれません。
グリーブ・ニュータウン(Glebe・Newtown)
グリーブは学生街。
なのでカフェやレストランも多いです。在籍する学生も多国籍で中でも中国系が多いので付近は中華レストランや中国資本のお店が多く立ち並んでいる印象です。
ニュータウンはまだ行ったことがないですが、若者に人気のエリア。
安いレストランやカフェ、個性的なパブやショップが立ち並びます。
あまり治安が良くないとも聞きますが、まだ行ったことが無いので今度行った時に詳しく散策してみようと思います。
バルメイン・ロゼール(Balmain・Rozelle)
北側のポートジャクソン湾に面したエリア。
かつては工業地帯であり、今もその雰囲気が残るエリアです。
個性的な店が多く、シドニー大学の芸術学部のキャンパスもあるためアートやファッションに触れられる街です。実際に週末に行われるマーケットではそういったモノが中心に売られているそうです。
アレキサンドリア・グリーンスクエア(Alexandria・Green Square)
セントラル駅から南に行ったエリアで、もとは工場地帯だったところを再開発しており、人気が急上昇しているエリア。
オーストラリアでは今不動産ブームのようで、このあたりにたくさんマンションが経ってきています。中国人が買い占めるなんて話も聞きますが・・・。
工場の跡地を利用してオープンしたThe Grounds of Alexandriaはカフェやレストランやマーケットなどが一体になった複合施設で、インスタ映えのするオシャレな場所で若い人を中心に人気があります。
グリーンスクエアにある図書館はとてもきれいでわいのお気に入りの勉強場所です。
いかがだったでしょうか。
わい自身、書いたはいいですが、きちんと散策していないエリアもあるので、それらの場所はまた後日じっくりいって、エリアごとに紹介できたらいいなと思います。
あとはブルーマウンテンやハンターバレーなどの少し離れたエリアについても今後紹介できればと思います。
それでは!