【2019年度版】シドニーのシェアハウス生活の全てを紹介します!
どうも!オーストラリアにワーホリ中のくろやんです!
本日、3月から半年間住んでいたシェアハウスを引っ越しました。
立地・値段・部屋の広さはとても良く、不自由することなく生活する事が出来ました。
今回はこれからシドニーでシェアハウス生活を考えている人に参考になる記事を書いていこうと思います。シドニーに限らずオーストラリア全土を対象でも参考になると思います。
ついでにわいのシェアハウス生活の感想と反省も書いていきます。
シェアハウスについて
シェアハウスとは他の人と居住スペースをシェアしながら生活する家の事を言います。
シェアする場所は様々で寝室・リビング・風呂トイレ全部ということもあればリビングだけシェアという部分的なシェアハウスもあります。
もちろん専有スペースが多い方が家賃は高くなりますが、完全な一人暮らしに関しては家賃相場がものすごく高いシドニーではよほどお金が無い限り難しいのです。
英語を学びに来た人なら、多国籍なシェアメイトと交流することで英語を話す機会が増え、上達していくという利点もあります。
以上の点から、オーストラリアに留学・ワーホリで来た人のほとんどはシェアハウスでの生活になっていきます。
シェアハウスの探し方
シェアハウスに実際に住むまでの手順は以下の通りです。
①シェアハウスを探す
②オーナーに連絡をとり、インスペクションを予約する
③インスペクションをする
④住む場所を決めたら各種手続きをし、入居
各手順をくわしく見ていきます。
①シェアハウスを探す
シェアハウスは基本的にネットから探します。
いくつかのサイトがありますが、メインとなるサイトを挙げておきます。
日本語のサイト
・Jams.tv
・NICHIGO PRESS(日豪プレス)
・Cheers
英語のサイト
・Flatmates
・Gumtree
その他
日本語サイトはお部屋の情報も日本語で書いてあることがほとんどなので、英語が苦手な方ににもオススメです。また、インスペクションの際も案内人が日本人であることも多いので、分からない事を全て日本語で聞けるのも安心です。
しかし、傾向としてシェアメイトは日本人が多く、英語を話す環境ではなくなっていきます。これがまさしくわいのケースで、後悔していることの一つです。
海外のサイトは、説明が英語でコンタクトを取るのも英語なのでハードルは高いですが、掲載されている部屋の情報がとても多く、自分のニーズに合う部屋が見つけやすいです。
また、シェアメイトも多国籍で英語を話す環境下で生活が出来ます。
欠点としては、文化や習慣の違いから不満が出てくることがあるかもしれないことです。
②オーナーに連絡を取り、インスペクションを予約する
良さそうな部屋を見つけたら、実際にオーナーとコンタクトを取りインスペクションの予約を取ります。
インスペクションというのは内覧で、部屋の見学の事です。
ここで聞いておけるなら、似たような条件・立地で他の部屋もないかどうかを聞いておくといいでしょう。
オーナーは複数の部屋を所有していることが多く、同じマンションでも部屋の違いや階層の違いで環境が全然違う場合があります。
また、別の場所で空いているシェアハウスがあればついでに複数物件をインスペクションすることが出来て効率が良いです。
③インスペクションをする
インスペクションの際は次の事を確実に確認してください。
立地環境
駅やバス停からの近さ、スーパーや薬局やコンビニは近くにあるかなどです。
シドニーの鉄道は定刻通りにくるので駅近物件がオススメです。スーパーはWoolworthやColesといった大手スーパーなどが深夜0時くらいまでやっています。
部屋の設備
冷蔵庫や洗濯機があるかどうか。まあこの辺りは基本あります。
乾燥機が無い部屋というのはたまにあります。あとは以下のあたりをチェック
食器洗剤・スポンジ・ゴミ袋・トイレットペーパーなどは毎回支給されるかどうか
共用のもの(コップ・電気ポッド・スプーンなど)は何があるか
乾燥機の有無
寝具の有無(シーツカバー・布団・枕)
後で、無いから買わないといけないとか、買ったけど実は用意されてたという事態にならないように、このあたりの設備や備品の有無はしっかりチェックしましょう。
レント・初期費用などのお金の確認
レント(家賃)の確認です。
たまにネットの金額と異なる事もあるようです。
ちなみに、このレントは日本のように月単位ではなく1週間あたりの金額が表記されます。
これらのレントに水道光熱費やネット回線代が含まれているかも要チェックです。基本的に全てが込みの金額がレントになりますが、一応確認しましょう。
次は初期費用。初期費用には最初のレント・ボンド・鍵デポジットなどがかかります。
わいのシェアハウス(レント週155ドル)の初期費用は以下の通りです。
レント(2週間分) 310ドル
ボンド(2週間分) 310ドル
鍵のデポジット 200ドル
計 820ドル
ボンドはデポジットのようなものです。鍵のデポジットとともに退去時に返ってきますが、ルールを破ったりした場合はボンドが返ってこない場合があります。
④ルールの確認
シェアハウス内のルールはオーナーによって異なります。
友達を連れてきてもいいかどうか。掃除当番はあるか。ミニマムステイ(最低滞在期間)はどれくらいか。退去を知らせるのは何週間前までにしないといけないか。などの基本ルールはきちんと確認する必要があります。
これらのルールを破った場合、ボンドが返ってきません。
ミニマムステイに関しては、特別な事情があって最低滞在期間内に引っ越すことになった場合は交渉できるかもしれませんが、あまり期待は持てません。
⑤シェアメイトの情報
最後にシェアメイトの情報です。
気になるのは国籍。英語を勉強したいのであれば日本人率が少ない部屋を選びましょう。
もし、インスペクションの際にすでに住んでいる人と話す機会があれば色々情報を聞いておきましょう。相性の問題もありますし、トラブルにもなるケースがけっこう多いようです。
ただし、こればっかりは最初から分かっておくのは難しいですし、運の要素もあります。
シェアハウスにはどんな部屋タイプがあるの
一概にシェアハウスと言ってもいくつかの種類があります。
どこをシェアするか。ということなんですが、それによりレント代が大きく異なってきます。
①マスタールーム
寝室とバスルームが自分専用。キッチンやリビングなどはシェアという形。
シェアハウスの中で一番プライベート率が高く、レントも一番高いです。
家賃相場は週300ドル前後で、高い所で週400ドルを超えます。
かなり高いので一人用には向いておらず、募集も大体カップル向けになっています。
②オウンルーム
寝室が自分専用。
寝室だけでも一人のスペースが確保できれば結構プライベートは守れます。
家賃相場は週250ドル前後、200ドル前後の所もありますが立地が悪かったり寝室に窓が無く狭いなどの悪条件だったりします。
③シェアルーム
寝室も複数人でシェア。
2人でシェアだったり4人でシェアだったりしますが、シェアする人数が多いほどレントは安くなります。
わいはこの4人シェアルームで生活していましたが、いびきとか体臭などが時々気になります。まあわいは寝れば音など全く気になりませんが、音に敏感な人は結構キツイ時
があるかもしれません。
家賃相場は週150ドル前後。
④リビングシェア
広いリビングを簡単なカーテンで2つに仕切ってシェアする部屋。
正直狭くてプライベート感は皆無です。
また、ベランダが無い側に割り当てられるとベランダに出づらく、閉鎖された空間にいるような感覚になります。
もちろんレントは一番安く、週150ドルを下回る所も多いですが、ただ寝るだけのスペースになるので、あまり長くは居られないと思います。
シドニーオススメのシェアハウスエリア
シェアハウスを決める段階ではシドニーのどのあたりに住めばいいのか分からないと思うので、わいが考えるオススメのエリアをピックアップしてみました。
①セントラル駅・チャイナタウン周辺
わいが住んでいた場所で立地も最強だと思ったので、迷ったらココを選んでおけば間違いなしです。
セントラル駅は鉄道交通の拠点なのでどこに行くにも便利です。
セントラル駅周辺にはWoolworthが2店舗あり、どちらも深夜まで営業しています。
アジア系の割合が最も高く、シェアメイトも中国・韓国・日本人率が高くなります。
近くにたくさんのアジア料理があり、アジア食材を扱うスーパーも多くあります。
食文化が近いので、米が恋しくなったらすぐに食べられるのも大きいです。
シティなので、マンション型のシェアハウスが多いですが、マンションに併設されているプールやジムを使う事が出来るのも魅力の一つです。
②ダーリングハーバー・ピルモント周辺
人気のダーリングハーバーエリア。
タウンホールやウィンヤードといったCBDにも近いのが特徴。ただし、近くに鉄道の駅
が無いのがやや不便。
ピルモントエリアは夜は静かなエリアなので騒音に悩まされることは少ないでしょう。
このエリアもマンション型のシェアハウスが多いですが、ピルモントのややセントラル駅よりのエリアにはテラスと呼ばれる2階建ての家が横並びに並んでいます。
ビクトリア朝やエドワード朝の形式の家なので、こういった家に住むのが憧れの人にはいいかもしれません。ただし、アクセスは結構不便になります。
③タウンホール周辺
中心部にもシェアハウスはあります。
ただし、レントが少し高めだったり、タコ部屋や感じだったりします。
お金に余裕がある人なら週250ドル前後で綺麗な高層マンションのシェアハウスに住めます。立地はマジで最強です。
④ほか
残念ながら他のエリアをあまり知りません。
サリーヒルズ地区もセントラルエリア同様アクセスが良いけど、夜の治安が少し不安だったりします。
また、駅前の再開発が著しいグリーンスクエアやマスコット、ウォリークリークなども人気ですが、新築の為レントが高い(その代わり部屋が広くて綺麗)といった特徴があります。
わいの考えとしては基本的にシェアハウスはアクセス重視で見ると良いと思います。
特に語学学校やバイト先はシティに集中しますし、大体が徒歩圏内でいけるというのはかなり楽です。
わいのシェアハウス体験談
わいのシェアハウスはセントラル駅の目の前にある16階建てマンションの14階でした。
シドニーメインストリートであるジョージストリート沿いで、昼夜人通りが絶えないエリアでした。
たまに深夜もバカ騒ぎしている人やよく分からない警報が鳴り響くなどの騒音がありましたが、マックやKFCといった24時間営業の店がすぐ隣になるなど利便性がとにかく最強でした。
ただ一番の後悔としては日本人が多く、英語をあまり話さなかったこと。
来たときは日本人はそこまで多くなかったので、気にはなりませんでしたが、その後移り変わりで来た新しいシェアメイトが立て続けに日本人だったため、最終的にほぼ日本人という結果になってしまいました。
語学学校を卒業して、バイト先も日本食レストランだったため、家を含め日本語しか話さない環境になってしまいました。
早い段階で気づいて引っ越せばよかったのですが、抜群の立地とどこか日本語の居心地の良さにかまけて、居続けてしまったんですね。
英語を本気で学びたいと思うなら、日本語を話さない環境に身を置くことが本当に重要です。
特にシドニーという大都市には探せば日本人などどこにでもいるので、楽に楽にいこうとすると英語をほとんど話さなくても生活できるようになっていしまいます。
家選びはそういった意味でも重要になりますので、慎重に選び、何か違うなと思ったらすぐに次の場所を探して引っ越すことをオススメします。もちろんミニマムステイなどのルールには気を付けてください。
きちんと確認するところは確認して、有意義なシェアハウス生活を過ごしてくださいね!