【保存版】ワーキングホリデー(ワーホリ)について、初めに知るべき事まとめ
どうも!人生限界ブロガーのくろやんです!
来年からワーキングホリデー(通称ワーホリ)に行くわけですが、留学や観光などとの違いがイマイチよく分からず、自分自身もちゃんと調べるまでよく分かりませんでした。
単純に働きながら海外生活を送れるというイメージだったワーホリですが、今回はそんなワーホリについて今まで調べてきたことや聞いてきたことをまとめてみました。
語学留学や長期観光のひとつの選択肢としてワーホリを検討している人や興味関心がある人に参考にしてもらえればと思います。
1.ワーキングホリデーとは
概要
ワーキングホリデーに関して世間一般のイメージとしては働きながら海外生活を満喫できる制度として認識されていることが多いと思いますが、実際はどういった制度なんでしょうか。
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。 (外務省ホームページより)
つまり、ワーホリとは海外での労働を目的としている制度ではなく、あくまで付随的なものと位置付けています。
海外の文化や風習を学び、相互理解を深めることが目的のビザです。
そのために労働は文化・風習を学ぶための一つの手段であり、滞在中の費用を一部まかなうための手段であるということです。
まず、これを聞いた時点でわいが抱いていたワーホリのイメージは変わりました。
皆さんも思っていたイメージと少し違ったなと感じるでしょうか。
加えて、就学が許可されているというのも特徴の一つです。
なのでワーホリビザは相手国の文化・風習を学び相互理解を深めるために「観光」「就学」「就労」が認められているビザということになります。
ワーホリ提携国は?
2018年5月現在、日本とワーホリの協定を結んでいる国は以下の国です
オーストラリア
カナダ
フランス
ドイツ
イギリス
台湾
香港
スペイン
アルゼンチン
チリ
それぞれの国によって、細かな決まりは違います。条件を満たすことによって長く滞在できるとか、語学学校に通える期間が異なったりします。
ビザ申請代も高い安いがあり、無料申請ができる国もあります。
特に人気が高いオーストラリア・カナダ・ニュージーランドはワーホリ3大国と言われ、毎年大勢の日本人が渡航します。
英語圏なので人気が高いというのはありますが、各国とも受け入れ体制が整っているというのも特徴です。イギリスも確かに人気は高いのですが、毎年ビザを申請できる人数に制限があり、その際の抽選の倍率もかなり高くなっています。
個人的にはアメリカとワーホリ協定を結んで欲しいと思っています。なかなか難しいのでしょうか。
2.ワーキングホリデーと留学との違いとは
留学とワーキングホリデーでは目的がちがう
留学とよく比較されるワーホリですが、主にどのような違いがあるのでしょうか。
先ほども書いた通り、メインとなる目的が違います。
留学というのは「就学」がメインとなります。
語学留学や海外の大学で専門の学問を学びに行くことが第一の目的ならば留学ビザ(=学生ビザ)を取得する必要があります。
対してワーホリは「休暇」が目的であり、就学が第一の目的にはなりません。同じく就労が第一の目的であってもいけません。
就労が目的であれば就労ビザを取得する必要があります。
具体的な違い
その他の違いについて簡単にまとめてみました。
◆ワーキングホリデー◆
・18歳~30歳までの人が使える
・滞在期間は1年間(一部2年間)
・一国につき一生に一度だけ
・就労が認められる
◆学生ビザ◆
・何歳でも使える
・学校に通える期間に制限は無い
・現地では働けない(一部国は働けるが労働時間に規定あり)
・滞在期間=就学期間
・同じ国で何回も利用できる
ワーホリビザには年齢や滞在期間に制限があり、学生ビザには制限がありません。
その代わり、就労も出来ますよ。という感じです。
ただし、注目して欲しいのは学生ビザでも一部就労が認められている国がある。ということです。
例えば先ほど紹介したオーストラリア・ニュージーランドは学生ビザでの就労が可能です。
ワーホリビザでは就学期間に制限があるのに対し、学生ビザは制限が無いので、しっかり英語の勉強をした後、仕事もしたいという人には学生ビザも選択肢の一つとして考えられるということです。
3.ワーキングホリデーにかかる費用
全体費用と内訳
ワーホリの事が分かってきたところで、費用が一体どのくらいかかるのか、というところにとても関心があると思います。
国によって物価が違うので、今回はわいも渡航するオーストラリアについてお話します。
まず、ワーホリでかかる費用の項目と目安の費用を挙げていきます。ちなみに語学学校に期間いっぱい通う想定です。
・渡航費(航空券代) 約5~10万円
・語学学校費用 約60万円~80万円(4か月)
・ビザ申請費 約4万円
・海外旅行保険 約20万円
・現地での生活費 約15万円×滞在月数
・その他 5万円~10万円
全体費用との比率は先日、ワーホリの説明会に行ったときに貰った資料をそのまま画像に載せます。
オーストラリアの場合、半年滞在で最低でも180万円は必要と言われています。
現地での生活費以外は渡航前にかかる費用であり、語学学校費用とビザ申請費は渡航の半年前くらいには用意しないといけません。
つまり、渡航の半年前には100万円ほど貯金が必要です。
・・・。
こう書いてて、わいは来週それらを払いますが、貯金は70万切っている…
・・・。
う~ん。無謀なのでは?
現地での生活費は、現地で働いた収入で賄うことは出来ますが、初めの1~2ヶ月は職探しと家探しと諸手続きで働くことが出来ないと考えた方が良いです。
ワーホリの規定で渡航前の日本で現地での仕事を決めていくことが出来ないことも覚えておいて下さい。
語学学校で英語を勉強する人はとにかく勉強で忙しいので両立が難しいというのが現実だそうです。
でもそこは自分のやる気次第でどうにかなるのかなとわいも思っています。実際にどのくらいしんどいのかはわいも行かないとわからないです。
滞在半年から先は現地の仕事の収入で生活費を賄うことが出来るみたいです。
なので国によって異なりますが英語圏なら少なくとも、180万円は用意しましょう。(イギリスはもうちょい必要らしいが…)
学生ビザとの比較
対して、オーストラリアの場合は学生ビザでも就労が認められているため、ワーホリとの比較検討をされている方が多くいます。
費用面では大きな違いがあるわけではないですが、学生ビザを取得する人は比較的長期間語学学校に通う人が多いので学費が多少多めにかかる傾向にあります。
また、これは聞いた話ですが、学生ビザで仕事を探すのはワーホリビザで仕事を探す人よりも大変らしいです。
雇う側としては学生ビザの人間はあくまで学業優先であり、ワーホリの人よりも就労時間などの規定が厳しいこともあり、積極的な採用を避ける場合があるからです。
学生ビザの滞在期間は就学期間と同じで、学校を卒業したら帰国ということになります。対してワーホリビザならフルで語学学校に通ってもそのあと半年間はフルで働くことが出来ますからね。
これもやはり本人のやる気と運次第と言っちゃえばそれまでですが、費用は少し多くかかると考えてください。
費用を節約するには
ここまで費用についてお話しましたが、ではこの費用を少しでも減らすコツを教えます。
まず、学費ですがこれは各ワーホリ斡旋企業やワーホリ協会が開催している語学学校セミナーに参加することで、入学金の免除や授業料の割引が効くことがあります。
わいはそれを利用して10万円ほどお得になりました。
航空券代はLCCを利用するなどして節約しましょう。原則早めに買うことが安く買うための絶対条件です。
海外旅行保険に関しては補償内容の差異もあるので無理に削れとは言いませんが、同じような補償内容でも会社によって費用が異なりますので比較して検討した方がよいでしょう。
ちなみに保険に入らないという選択肢は除外してください。
保険に入らないとビザ申請がおりない国もありますし、長期間の海外渡航は何が起こるかわかりません。短期旅行ですら保険にお世話になることが多いです。元旅行業の営業をやっていたのでその辺はよくわかっています。
あとは渡航後の生活費
これはまた後の章で書きますが、ホームステイよりかはシェアハウス。外食よりは自炊で生活費の節約が可能です。
特に海外の外食費は日本と比べても高いので自炊で大幅な節約が見込めます。なので日本で自炊能力を上げましょう。
わいも今から自炊能力上げていきます。
4.一般的なワーホリの滞在プラン
語学学校に通う→仕事をするが王道
初めてのワーホリならもちろん言葉の壁に不安を感じるはずなので、最初は勉強をしないといけません。就学を目的にワーホリに行ってはいけないと言っておきながらも本心は語学をマスターしたいと思う人が絶対に多いはずです。
なので初めはお金の心配もあるとは思いますが、語学勉強を頑張ったほうがいいです。
比較的現地の言葉を使わない仕事先として日本食レストランがあります。選択肢の一つとしてはアリかもしれません。
ただし、わいは仕事先でもバンバン英語を使うような仕事をしたいと思っているのでまずは勉強を頑張りたいと思います。
オーストラリアでは同じ雇用主で働けるのは6カ月までという決まりがあるので、日本食レストランを早い段階で始めた場合は次の仕事でローカルジョブで英語を使う仕事に就くのも良いと思います。
滞在プランはホームステイor学生寮→シェアハウスが一般的
まずはホームステイや学生寮でなるべく負担のかからない生活をして、海外で過ごすことに慣れたほうがいいみたいです。
語学学校も慣れてくると友人が多く作れるようで、その友人とシェアハウスに移るのが一般的な滞在プランだそうです。
費用はシェアハウスの方が安くなるので、費用を抑えるためにも有効な手段のようです。
おまけ ワーホリを利用して複数国に長期滞在
ワーホリの説明会に行った時にワーホリビザを利用して複数の国に滞在された方のお話聞きました。
同じ英語圏なら最初に語学の勉強をしているので、2か国目以降は学校に通う期間も短くて住むし、すぐに仕事も就きやすいので全体として費用がかなり浮きます。
オーストラリアやカナダとかは国土も広いのでその長期滞在の期間を利用して様々な都市や観光地に観光が出来ます。
そんな感じで現地で仕事をしつつ費用を節約しながら旅行するのも魅力的ですね。
世界一周がわいの夢なのですが、こういう選択肢もあるのだなと説明会を聞いて感じました。
ただし、年齢的な問題もあります。もうすぐ30歳だしね。
もっと早くに・・ワーホリについて知っていて、十分なお金があれば・・・と思いました。
なので、この記事を見て少しでも興味があったら自分で調べてみたり、目標を立ててみてください。
くろやんのワーホリ計画
ということで、わいのワーホリ計画を少しお話しようと思います。
お金の無い貧乏ワーホリですが、費用面に不安がある人は参考にしてみてください
渡航先と期間
渡航先はオーストラリアです。都市はシドニーです。来年の1月末~2月初めの間に出発します。
オーストラリアにしたのは一回行ったことがあるから。です。
あとは英語圏だし、時差も無いし、賃金が高いというのも理由です。
シドニーは色んな仕事があって様々な人種がいる魅力的な街だと感じたからです。
渡航期間は未定です。
語学学校に通う4カ月間はいますが、そのあとはお金が続くまではいます。
正直向こうに行ってみないとどうなるかわかりません。
彼女作って同棲してるかもしれませんからね!!
ワーホリビザか学生ビザか
これに関しては悩みました。
英語を勉強したいので、4カ月しか学校に通えないワーホリビザよりも学生ビザのほうが良いのではないかとも思いました。
でも、費用が安く抑えられるのと、仕事も見つけやすいということから最終的にはワーホリビザで行くことに決めました。
4カ月しか通えないというデメリットに関しては、渡航前の勉強で補おうと思います。
海外に行くということがモチベーションになってこれからの勉強の励みになればと思っています。思っているだけでなくて行動に移さないと意味ないですが。。。
費用
語学学校の費用は60万円。語学学校のセミナーに参加して授業料が安くなりました。
ここに最初の1カ月のホームステイ代も含まれているのでかなり安いのではないでしょうか。
航空券は元旅行会社の知識を生かして最安のものを探します。
で、来年の渡航日までに今必死でお金を貯めていますが、どんだけ頑張っても120万円までしか貯められません。親の援助はありません。
どうなるものか。渡航後が楽しみですね!
今後の計画
とりあえずは英語の勉強でしょうね。
大学入学からロクに勉強してこなかったので、まずは初歩的な部分からおさらいします。
英語は得意科目だったのでたぶん感覚はすぐに戻ってくると楽観視しています。
受験勉強と違い、リスニングとスピーキングを重点的に日本で勉強していこうと思っています。勉強法は調べながらですが、洋画や洋楽も使って勉強していく予定です。
さいごに
とりあえず、わいも今後情報収集していくので、また定期的にワーホリについては報告していこうと思います。
ちなみに、ワーホリの情報収集にために「日本ワーキング・ホリデー協会」のセミナーに何回か参加しました。
ここで得られた情報もたくさんあるので、参考にしてみてください。
それではまた!!