ワーホリでの仕事探しの失敗談、日本食レストラン事情とアドバイス
どうも!オーストラリアにワーキングホリデー中のくろやんです!
学校が来週で終わります。仕事をしないと家でひたすらダレるだけになるのが目に見えているので先週と先々週あたりに割と本気で仕事を探しました。
ローカルジョブを中心に市内中心部を歩き回り、ひたすらレジュメを配りまくりましたが、結果声がかかり面接にこぎつけた仕事は全て日系のレストランやお店でした。
日本食レストランを避けつつこの3カ月間仕事を探していたわけですが、実際こういう結果になってしまい現実を思い知らされる結果になりました。
お金の問題もあり、正直もっと早くから仕事を本気で探すべきだったと後悔していますが、今回は皆さんにワーホリの仕事事情を簡単にご紹介したいと思います。
ワーホリ仕事事情と日本食レストランについて
日本では日本ワーキングホリデー協会でワーホリの情報を事前に収集していたわけですが、大体仕事に関しては学校に通いながら日本食レストランで働き、学校に卒業してからローカルジョブやファームに行ってセカンドビザを取るのが王道ルートであると教えてもらいました。
日本食レストランの利点としては
仕事を見つけやすい
仕事を始められやすい
初めから高い英語力を求められない
現地の日本人と仲良くなれる
ですね。
オーストラリアでの日本食レストランの仕事情報は日豪プレス、JAMS.TVなどの日本語サイトに毎日新規求人情報があがってくるので、日本でのバイト探しと全く同じです。
もし、自分でレジュメ(履歴書)を作成し店頭に出しに行くとしても、日本食レストランなら大抵マネージャーが日本人なので日本語が通じます。
で、大体どこも常に人手不足なんですよね。基本学生ビザやワーホリビザの日本人が働き、ワーホリは同一雇用主で6カ月までしか働けない雇用期間制限、学生ビザは週20時間までという労働時間制限があります。
急に日本に帰ったり、違う都市に行ったりなどもあるので、常に人の入れ替わりが激しいのも仕事を得やすい理由の一つです。
求められる英語力も高くなく、キッチンであればほぼ従業員間の会話は日本語です。
午前中に学校で英語を勉強し、午後のディナータイムから仕事に入れば、生活費の高いシドニーでもお金を減らす事なく生活できます。まかないも貰えますし。
わいが日本食レストランを避けていた理由
賃金問題
わいが日本食レストランを避けていた理由はいくつかあります。
まず賃金です。オーストラリアの最低賃金はパートタイムで18.93ドル、カジュアルで23.66ドルです。(2019年5月時点)
パートタイムは有休休暇などの権利が与えられますが、カジュアルではそれらの権利が無い分、時給が25%ほど高いという特徴があります。
たいてい日本食レストランの場合は有休休暇無しのカジュアルの労働形態を採用するはずなので最低賃金は23.66ドルになるはずです(高いですね)
しかし、基本この最低賃金を下回ります。
だいたい14~16ドル、ひどいと12ドルとかになります。日本円に換算しても東京で働くのと時給が変わりません。物価は東京よりも高いのにも関わらずです。
正直最低賃金を守っている日本食レストランは20%もありません。
これが現実です。クソです。
日本の地方都市と比べると、これらの賃金でも高く感じてしまいますが、法律は法律です。最低賃金を下回るのは違法です。
そのため、求人サイトには時給が表示されていないことが多く、給料の支払い方法も手渡しになります。(銀行振り込みだと政府にバレる為)
正直、わいには英語がまだできない人の弱みに付け込んでいるセコいやり方に思えてなりません。
英語を話さない環境
ほぼ日本人しか働いていない環境であれば、従業員間での英語の会話は必要ありません。ホールであればお客さんと英語で会話をしますが、キッチンはほぼ無いです。
なので、日本食レストランの求人に出すときは基本ホール希望でした。
くそ忙しい
甘えた考え方ですかね。
基本飲食はブラックというわいの経験も踏まえた上でのイメージが張り付いているため、飲食店は出来ればやりたくないというのが本音でした。
あ、ちなみに日本でのブラック飲食経験をまとめた記事がありますのでよかったら
とりあえず日本食レストランの仕事はどこも大変です。
特に中心地にある日本食レストランは総じて忙しいです。
しかし結局日本食レストランに落ち着く
上記の理由から現地のローカルカフェやホテルのレセプションの仕事を中心に探していたわけですが、まず見つけるのは大変です。
わいの場合、50件ほどは応募しましたが、面接にこぎつけた所すらありませんでした。
悔しいですが、英語力がまだ足りないのが現状です。
日本食レストランでも英語は学べると思う
とりあえず、先週からわいが始めたに日本食レストランは郊外のローカルに位置し、小さいお店でお客さんも多いわけでは無いのでそこまで忙しくなく、現地の人がほとんどなので英語をそれなりに使う。という、わいの希望はかなり通った仕事にありつくことができました。
シフトが少ないのと家から遠いというのが欠点ですが、時給もカジュアルの最低賃金を守っている所が大きいです。
従業員はオーナー含めて皆日本人ですが、接客メインの仕事なので英語をたくさん話しますし、聞きます。
特に、リスニングに難のあるわいにとっては最初は苦労するとは思いますが、いい経験になると思います。
というわけで実際に仕事についてみて感じた事などを踏まえて、これからワーホリや学生ビザでオーストラリアに来る方に仕事に関してのアドバイスをしたいと思います。
仕事に対するアドバイス
まずは、現地での生活に慣れてくる1カ月後くらいまでにはレジュメを作成することです。
それからはJAMSTVなどの求人情報を見つけバシバシ応募してみてください。
とにかく、あまり自分の希望に強くこだわりすぎて選別しすぎないでください。
やはり海外なので、日本と比べて自分の能力に見合う仕事の数が少なく、あまり選びすぎると応募できる仕事がありません。結構競争率も高いので面接も落ちる可能性が少なくはありません。
時給の問題ですが、最低賃金を下回るのは問題です。
わいの場合変なプライドが邪魔して絶対に最低賃金を下回る仕事はしたくないと思っていました。結果的に条件にあう仕事を見つけられましたが、日本食レストランに限っていうと賃金基準を守っているところはほとんどない為探すのにかなり苦労しました。
本当に悲しいです。
ただ、もし時給が最低賃金を下回る仕事しかありつけなくても、お金が無いとどうしようもないので、やりつつローカルの仕事を探してみるのもいいでしょう。
さっきも言った通り、仕事内容次第では英語は使います。
あとは、学校が終わったとしても継続して仕事や空き時間を通じて勉強し続ける事です。
その後のローカルジョブへの道も開きやすくなります。
まとめ
まとめとしては、とにかく日本食レストランでもやってみることですね。
お客さんはほとんど日本人以外なので新しい経験は必ずできます。
わいみたいに希望にこだわったり、プライドが邪魔して妥協しないというのはあまりよくないことだと身をもって感じました。
海外での一時的な生活なので、仕事を短期間で変えることは何も不思議ではありません。やってみて違うなと思ったらすぐ辞めていいわけです。
海外生活ではとにかく何でも挑戦してみることですね。
仕事以外でもそうですが、わいも色々挑戦してきました。そのことはまた今度紹介したいと思います。
それでは!