仕事を辞めたいと思う人へ~仕事と幸福の関係とアドバイス~
どうも!人生限界ブロガーのくろやんです!
皆さんは今の仕事を辞めたいと思ったことはありますか?
仕事を辞めたいと一度でも思ったことがある人がほとんどだと思います。
今まで一度も仕事を辞めたいと思ったことが無い人は本当に天職恵まれています。
自分に合っている仕事に就いた人でも、辞めて楽になりたいと思ったことがあるはずですからね。
わいは仕事を退職した身なので、皆さんの仕事を辞めたいという気持ちが分かります。
今回はそんな仕事についてちょっと考えていこうと思います。
そして、仕事と幸福の関係についても書いていきます。
仕事を辞めたいと思っている人や今の仕事に疑問を思っている人に少しでも参考になればと思います。
なぜ今の仕事をしていますか?
仕事を辞めたい。
そういった悩みを抱えたときに、まず最初に考えてほしいのはなぜ今の仕事をやっているかということです。
様々なデータやアンケートなどで「なぜ働くのか」というテーマで集計を取ると、大体どんな調査でも
生活のため
収入を得るため
この2つが上位に挙がってきます。
割合としては大体70~80%がこの2つの理由からです。
当たり前といったら当たりまえです。
お金が無ければ生きていけないですからね。
自分の成長のため
自分の夢をかなえるため
主に自分にプラスになる要素を仕事を通じて得たいという動機が挙がってくるのは全体の15%~25%くらいです。
人の役に立ちたい
社会貢献のため
この2つの動機が全体の10%前後ということになっています。
皆さんの働く理由はなんでしょうか。
それぞれの働く動機について考えてみる
①生活のため・収入を得るため
先ほども言った通り、最低限苦労しない生活を送るためにはある程度のお金が必要であり、仕事をする第一目的をお金を得る事と考えている人は大勢います。
生活の為、収入を得るために仕事をしていると考えている人は仕事=ジョブととらえています。
毎月支払われる給与から差し引かれる所得税・健康保険料・年金・住民税などなど
手取りから必ず支払わないといけない家賃・水道光熱費・携帯代といった費用
そして食費や交際費、消耗品代などの変動費用
自由に使えるお金というのはかなり限られてきます。
結婚して子供が出来たときの事を考えてある程度は貯金をしなくてはいけませんし、実際に結婚して子供がいる家庭では子供の養育費や学費も考えなくてはなりません。
実際に仕事と生活は切り離すことが出来ない関係にあって、安定した生活と今後の豊かな生活の為にもモチベーションを上げている人はいます。
しかし、それだけを考えていて決して幸せになるとは限りません。
むしろ、今の収入と生活を維持するために辛くてやりたくもない仕事を嫌々こなしたり、長時間労働やパワハラ、ブラックな労働条件に耐えなければならないこともあり、日々ストレスを溜めていき、ついにはうつ病にかかったりして身体を壊し、社会復帰が困難になってしまう恐れすらあります。
いくら収入が上がろうと、幸福度がそれに合わせて比例していくわけではありません。
ある調査によると、年収700万~800万を超えたあたりから幸福度は上がらなくなるとも言われています。
なかなか、これだけの理由では、幸せを感じることは多くないかもしれません。
②自己実現・自分の夢のため
自分自身を高めていくために仕事をしていると考えている人もいます。
こういった人は仕事=キャリアと捉えています。
多少仕事が辛くても、それが自分の伸ばしたいスキルを伸ばしてくれるものであり、将来役に立つものと感じていれば耐えられるものだし、それに伴うストレスも少ないです。
注意しなくてはいけないのは、周りとの関係です。
自分の仕事や出世を気にするあまり、会社の仲間との関係を軽く見たり、信頼しなくなってしまう場合があります。
極端にそういったことが表に現れてしまうと、仲間からの信用をなくしてしまいます。
そしてある程度の地位までは上がることは出来ますが、それ以上の地位を目指すことは出来ません。
社長にならない限り、上司は存在するし、そういった人はしっかり人を見るので一定以上の地位に上げる事を良しとしないでしょう。
そして、どうしても仕事を優先にしがちになり、家族との時間を十分に割くことが出来なくなり、家族間との関係も悪くなっていきます。
また、もう一つの問題として自分がその職で成長できないと感じてしまうと、一気にモチベーションが下がり、ただただ惰性で仕事を続けていくようになってしまう危険性があります。
当然、そういった状況に陥ってしまうと幸福とは言えません。
でも、反対に仲間を信頼してともに成長する気持ちがあり、家族との時間や自分の時間も大切に過ごすことが出来る人なら、幸せであると思います。
③人の役に立ちたい・社会貢献のため
最後に人の為世の為に働いているという意識がある人についてです。
こういった人の中にはもはや仕事を仕事だと思っていない人もいます。
一つの使命として仕事をしているこういう人たちは仕事=コーリングと捉えています。
コーリングという言葉はジョブやらキャリアに比べると馴染みの無い言葉ですが、海外では定着した言葉になっています。
コーリングという言葉は天職や使命という意味があり、その意味通り仕事を捉えるようになれば仕事をしつつも幸福感を感じることができるはずです。
幸せに働くということとは
上記で挙げた3つの動機、どれが一番幸せのうちに働けるでしょうか。
お分かりだと思いますが、仕事=コーリングという考え方を持つ人が一番幸せに働くことが出来ます。
働く上で大切にすべき気持ちというのは何だと思いますか。
それはズバリ、人を幸せにしたいという気持ちです。
人を幸せにすればその幸せが自分に返ってくるって言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、まさにその通りです。
周囲を幸せにすることが出来れば、当然自分の周りには幸せな人間が増えていきます。
自分の環境下で幸せな人間が増えれば自然と自分も幸せになっていきます。
想像すれば当然のことですよね。
人と話していて自然と笑顔があふれるようになりますし、もし自分が落ち込んでいても周りに気を配る余裕がある友人知人に気を配ってもらえます。
人々や社会をより幸せにするにはどうしたらいいか。
こういった難しい課題にも果敢に挑戦していきます。目先の利益に囚われない理想を思い描いて、実現しようとしますね。こういった高い目的意識も幸福に直結していくんではないかとわいは思います。
コーリングの意識に必要なこと
さて、このコーリングの意識を持つにはいくつか条件が必要だと考えています。
それは自分の心がまず豊かであること、そして最大限に自分の強みが生きる環境下にあることです。
よく水の入ったコップに例えられることがありますが、コップに水があふれている状態じゃないと、周りに水を与えることが出来ません。
コップに水が満ちている状態、つまり自分の心が豊かさに満ち溢れている状態で無ければ周囲に気を掛けることが出来なくなるという事です。
そして自分の強みが最大限生かされる場所で仕事をすることが出来れば、多くの人に幸せを与えることができます。
お金は人を幸せにした分自分のもとにやってきます。
仕事を辞めたいと思っている人へ
今まで書いてきたことをもとに、仕事を辞めたいと感じている人にアドバイスをしたいと思います。
まず自分の今の仕事はコーリングに結び付けられるようになるでしょうか。
もしこのまま先もジョブのままでずっと続くと感じるようなら、うだうだ悩むようなことはせず速攻で仕事を変えましょう。
キャリアとして自分を高められると感じているなら、それを他人の為とか社会の為と意識付けられるのであれば、もう少し頑張ってみるのもいいと思います。
自分にしかない強みというのは必ずあります。
本当はこんな強みがあって、でも食いつないでいくには不安定だから今の仕事を続けているというような人がいたとしたら、ぜひその強みを生かせる仕事に移るべきです。
前回の記事でちょろっと書きましたが、日本にいる限り、フリーターでも死にません。
幸せを感じられる仕事に皆さんが就けるようになればいいですね。
それでは!