ギャンブル狂いの人生と多重債務の道。その先で得た教訓と人生との繋がりの話
どうも!人生限界ブロガーのくろやんです!
今日はギャンブルと多重債務の話をしたいと思います。
わいが多重債務を背負うハメになってしまったのは、学費と生活費で莫大な支出があったためではありますが、実はここにギャンブルでの負けが加わってきます。
加わってきますというか、コイツの存在がかなり大きいです。
皆さんにはギャンブルで人生がめちゃくちゃになって欲しくはありません。
しかし、このギャンブルというもの、少なからずそこから学べるものはあります。
今回は、わいがギャンブル漬けになった経緯と多重債務という転落人生についてお話しするとともにそこから皆さんに伝えたいことを書いていこうと思います。
わいのギャンブル歴
ギャンブルとの出会いは大学3年の夏、友達に誘われ大学近くのパチンコ屋に入店したのが始まりです。
何も分からないまま友達に勧められたスロット「化物語」を打ちました。
程なくして当たりを引き、ボーナスに突入
わずか1時間の間に19000円の勝ちを収めます。
その後、一人でパチンコも打ちに行きます。
当時、「CR牙狼ファイナル」という機種があり、パチンコの中でも一番当たりにくい機種ではありますが、その分当たった時のリターンがとても大きく、ギャンブル性の高い機種として人気がありました。
牙狼ファイナル
ビギナーズラックなのか、そんな当たりにくい台もすぐに当てることができ、なんと
3時間で65000円もの大金を手にすることになります。
これが、、、パチンコ・スロット・・・
時給換算で20000円以上です。
バイトで時給1000円前後だったわいにとって、働かずにしてその何倍もの稼ぎを得ることができるパチンコ・スロットとの出会いは衝撃的なものであり、一気にハマってしまいました。
そしてここから多重債務への道が始まります。
88000円のマーブルチョコレート
もちろん、ビギナーズラックというものは続かず、その後は負け続けていきます。
パチンコやスロットは出た玉やメダルの数に応じてお菓子や飲み物などの景品か現金に換金することが出来ます。
負けた日は余った少量の持ち玉をお菓子と交換するハメになります。
ちなみに、一番負けた日は一日に88000円を失いました。
その時に交換したのはマーブルチョコレート。
つまり、88000円の価値のあるマーブルチョコレートです。
そんな超高級チョコレートの味は少し塩味が混ざっていました。
そんなこんなで、毎日自分の許容範囲を超える投資を行い、連敗を続けていったわいは、ついに貯金をすべて使い果たしてしまいます。
ここでもちろん止められればいいんですが、すっかりギャンブル依存症となってしまったわいは消費者金融に手を出してしまします。
多重債務への道
そもそも月7万円の生活費補助を家に入れていて、学費の一部を自費で賄っていたわいには貯金というものはほとんど存在しませんでした。
そんな人間が88000円のマーブルチョコ食べたり、50000円を超えるようなラーメンなどを日々食べていたら当然お金は無くなります。
そして大学3年の秋、学生ローンに手を出します。
初めて扉を叩いた時の不安と緊張感は今でも覚えています。
まあ、そんな不安や緊張感は速攻で慣れるんですけどね。
学生ローンは学生向けの貸し金融機関なので金利は低く、アルバイトである程度稼いでいたら審査は簡単に通ります。申し込み書に親の携帯電話番号を書くので、支払いが滞ってしまうと親に連絡がいきます。
ただ、毎月の最低返済金額というのは30万円の借り入れでも5000円程度なので、無理なく返済は可能です。ただし、その場合は月4000円以上の金利がかかるため実際の返済金額は0に等しいです。
毎月毎月、最低金額の返済をし、借り入れの際はそれ以上の金額を借り入れる。ということを繰り返すと速攻で借り入れ限度額を超えます。
もちろん、借金額は膨らみ続け、社会人1年目の夏、つまりわずか2年あまりで学生ローンの借入限度額を超えてしまいます。
ちなみに、学生ローンは借り入れ時から5年間は自由に借り入れが可能です。
なので卒業後も借り入れができます。
そして、ついに一般消費者金融に手を出します。
一番不安だったのは、勤め先の在籍調査です。
申し込み審査時に勤め先を記入するんですが、ちゃんとその会社に勤めているかを確認するために、勤め先の電話番号にその場でオペレーターが確認をするというものです。
やべえ、借金が会社にバレる・・・
そんな不安が頭によぎる・・・。
しかし、オペレーターはプロ。うまく取引先のお客様に扮して電話をします。
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オペレーター「いつもお世話になっております。くろやんさんはおりますか?」
わいの勤め先の誰か「申し訳ございません、くろやんは本日不在にしております。」
オペレーター「そうですか、そうしましたらまた後日連絡します」
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オペレーター「お待たせしました、くろやん様。確認が取れました。」
わい「あ、あ、、怪しまれたりしました・・・?」
オペレーター「・・・?いいえ、全く問題ありませんよ」
恐ろしい・・・
この時ばかりは、マジで間違った人生を歩んでいると思いました。
(思いましたというか、間違ってるんだけどな、確実に)
ま、そんな感覚も速攻で慣れるんですけどね!
人間の慣れというものは本当に恐ろしいものです。
晴れて多重債務者としての転落人生を歩み始めたわいは、一般消費者金融からもバンバンお金を借りることになります。
会社を退職したころには100万円を超える借金が出来上がっていました。
まさに崖っぷちの人生。しかし、その当時は全く危機感というものがありませんでした。本当にギャンブルというのはその身を破滅させる麻薬のようなものなのです。
ギャンブルから学んだこと
ギャンブルと人生、この2つは密接に関わり合っている。
これが、ギャンブルから学んだわいの考えです。
人生にはいくつも選択肢があります。
就職して安定的な仕事をする人もいれば、夢を追いかけてギリギリの生活をする人もいる。
ギャンブルにも、堅実に勝ちを重ねていくものもあれば、ビッグチャンスをつかんで一発大勝ちをつかむものもあります。
そんなギャンブルでの勝敗は結局「運」の要素がとても大きいのは事実です。
しかし、それぞれ勝つための戦略というものも存在し、それに伴った立ち回りや分析といった要素も存在します。
回りくどい言い方をしているので、簡単に言います。
ギャンブルを通して、わいはそのギャンブルと密接した関係のある人生についても、勝ち抜くための戦略が確かに存在し、それに伴った立ち回りがあるということを知りました。
もちろん、ギャンブルで通用する戦略は人生にも役に立ちます。
たまに、ネットや自己啓発本にも書いてあったりしますが、実際の経験を通じてのほうが遥かに理解できる部分が多く、そして具体的な戦略もわかってきます。
ここで、皆さんはこう思うと思います。
いや、未だてめえは人生が限界フェイズなのに、何を分かったようなことを口走っているのか。と。
いやあ、おっしゃる通り。
まだまだ社会の底辺的な存在であるわい。
日本底辺ランキングで言ったら確実に上位1万人以内に入ります。
でもわかるんです。
で、わいは学び取った知識を使ってここから人生を好転させていこうと思っています。
まあ、それについては今後のわいを見ててみてください。
まとめ
書いてて話の終着点が見つからなくって来たのでここで一旦締めます。
具体的なことはまた今度話すことにします。
今回、一番伝えたかったことはこれです。
ギャンブルにはハマらないほうがいいよ。
これです。
健全な貯蓄額の範疇ならまだ最悪良いかもしれません。
ただ、わいみたいな、意志が弱いと感じている人間は絶対にハマると死にます。
ギャンブルで失うものはお金だけじゃありません。
一番失うものは時間です。これは本当に感じます。
毎日投稿宣言から思うことは、一日って本当に短いねってことです。
わいにとっての2017年5月27日というのは二度と帰ってこない。
ギャンブルによって失った時間を犠牲にするのはわいだけで十分です。
学び取ったことはわいが今後教えます。
クソどうでもいいことかもしれませんが2017年のギャンブル収支はプラスです。
20万円以上勝っています。
時間がもったいないのでかつてギャンブルに狂っていた時の4分の1くらいしかやっていませんけどね。
ギャンブルをやっていない人にとってはあま感覚が湧かないとは思いますが、本当にメチャクチャ考えてやってます。緻密に計算とかもしてます。そして自分自身の欲と毎回戦いながらやっています。
考えてやるのは当たり前なんですけどね。。
まあ、またこれについては今後も書いていこうと思います。
皆さんがこんなダメダメなわいの人生戦略を真面目に見てもらえるように、人生を本気で好転させる努力を今後もしていきます。
それではまた明日!