非正規雇用者を見下す正規雇用者のバカどもへ
非正規雇用者を見下す風習がある。
正規雇用社員より安い賃金で働き、企業側の雇用の調整弁として扱われることが多い非正規雇用者はなぜか身分として下に見られているということです。
日本には身分による階級制度は存在しません。
一体正規雇用者の何が偉いんでしょうか?
わいは現在非正規雇用で働いています。
以前は正規雇用で働いていましたが、自分のやりたいこととの相違に気づき辞めました。
やりたいことをやるために比較的自由に仕事の予定を組めるアルバイト形態の雇用を選んで働いていますが、周りの人にはどうやらそれが愚かなことだと思われています。
確かに、安定して賃金をもらい、厚い福利厚生を受けられるのは正社員の特権で、基本的には終身雇用。退職金もたくさんもらえる。それなりに働けば希望の部署にだっていけるようになる。
ただ、正社員だって会社が潰れれば無職になるし、この先将来退職金が今の水準でもらえるかもわかりません。
わいらが退職する2040年代というのはいわゆる超高齢化社会で、今の年金制度が崩壊している可能性は高く、平均寿命も90歳を超えるといわれ、定年退職の時期も70歳以上という可能性もある。どうなるかも将来わからないのに、安定だといわれている道に乗っかりノホホンと生きているのは果たして唯一の正解だといえるでしょうか?
もし、非正規というのが低賃金で泥臭い仕事をしているという観点で見下してるのであればその考え方を直ちに改めてもらいたい。
そういった人達の頑張りがあるから仕事が成り立っているわけで、あなたたちが食えていることを忘れてはいけません。
様々な業種で今は人員不足が問題になっています。
わいの職場でも深刻な人員不足で、本来わいらがやっている仕事を埋める形で正社員の方に手伝ってもらってい状況です。
もちろん、ありがたいことですが、どこかわいらの仕事を馬鹿にされている状況があります。単純な仕事だからといって手を抜いたり、やるべきことは残っている非正規に任せて自分は楽をする。
そんなんだったらやらなくてもいいです。
というか仕事も中途半端なので迷惑です。使えません。と言いたくなります。
バカにしている態度や行動や言動はすぐにわかります。
そんなことをする人間に人は付いていきません。
今や仕事の高い割合を非正規雇用者が担っています。
正社員との関係が良好に保たれない会社は今後落ちていきます。
もう一度言いますが、もし非正規雇用を見下すような考え方をあなたがしているようであればすぐにその態度を変えてください。
みんなが楽しく働ける職場環境を作ってくださいね。